図説排泄全書

マルタン・モネスティエ著・吉田春美訳・花輪照子訳

出版社 原書房
発売日 1999.02
価格  ¥ 3,360(¥ 3,200)
ISBN  4562031689
★★★★★
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いきなり尾籠なタイトルですみません(笑)
こういったお話に拒否反応がある方は読まないでください。
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? posted by Yumikoit at 04:25 pm commentComment [4] pingTrackBack [0]

この記事に対するコメント[4件]

1. 露 — October 8, 2004 @16:28:28

図説排泄全書とは、ひぇぇ恐れ入りました。とても気になる、興味深い分野ではりますが、あまりに直球なタイトルに、なかなか手が出しづらい・・・、でも読みたくなってしまいました。
今の私の衛生観を、私は当たり前だと感じていますが、歴史的に見れば全然当たり前ではないのでしょうね・・・。昔のフランスでは、汚物が垂れ流されるセーヌ川の水こそコレラの予防薬だと民衆の間で信じられていたこともあるとか・・・ゾゾッ (2004/01/27 08:26)

Owner Comment Yumikoit  October 8, 2004 @16:28:47

こんにちは。露さん、タイトルだけではなく表紙もかなり直球です(>_<)
洋式便座に全裸で座る女性の後姿…名のある絵画なのでしょうが、本屋ではちょっと買えません(>_<)
セーヌ川に限らず、当時のヨーロッパ各都市の河川や広場はことごとく汚染されていたようですね。また、尿そのものが呪いを退ける絶好のアイテムだったりしたそうです。
現在のこの環境をあまりにも当たり前と信じている、自分の常識と状況に感謝…(-人-;) (2004/01/27 10:15)

3. 青子 — October 8, 2004 @16:29:00

Yumikoitさん、こんばんは。以前読んだ本で知ったのですが、中世パリでは窓から汚物を投げ捨てていて、道が汚かったので女性のハイヒールが作られたということです。そして、当時女性に舗道側を歩かせていたのは、馬車の危険から守るためではなくて窓から降ってくる汚物を男性がよけるためだったとか。げげっ!!ですよね。でも、人間も生物である以上縁の切れない問題で知らんぷりできないですもんね。 (2004/01/27 18:05)

Owner Comment Yumikoit  October 8, 2004 @16:29:15

青子さん、おはよーございます。
汚物を窓から投げ捨てる…というのはヨーロッパではホント、一般的だったようですね。日本じゃ(多分昔でも)考えられないけどなぁ。
そうですか。ハイヒールにはそんな由来があったのですかφ(..) 結局は男性中心の社会だったんですね。
そういえば本書の中にも、公衆便所の女性用ができたのはずっとあとで、それまでは「我慢するしか」なかったそうです。それが女性の礼節として当たり前であったと。
いや〜。怖すぎます。

泥、というのは糞便の別称でもあったようで、つまり聖書でも神がニンゲンを泥から創ったというのは実は…という解釈が書かれていました。 (2004/01/28 10:32)

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