宇宙の戦士

宇宙の戦士

ロバート・A・ハインライン著・矢野 徹訳
 出版社 早川書房
 発売日 1997.07
 価格  ¥ 882(¥ 840)
 ISBN  4150102309
★☆☆☆☆
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あまりにも有名なこの作品、ハインライン好きの私としては珍しく?未読なので読むことにした。
といっても今まで読む機会がなくて読まなかったわけではない。
軍国主義に傾倒した問題作としての批評もあり、ミニタリーネタの多い作品にはなかなか感情移入しにくいので忌避していた一面もある。
 # 同じ事情でJ.P.ホーガンも一連の作品の中で忌避している作品群がある。
また、ハインラインの長編は前半と後半で著しくストーリーの構成が変わってしまったりする駄作が多い一面もある。

それでも好きなんだけどね。ハインライン。

映画にもなってるし、ガンダムのモビルスーツの元ネタにもなっていることで有名なこの作品。
でもやっぱりだめでした。
面白いとか駄作とか、そういうレベルじゃなくて。それなりに読ませるんだけどね。
どうも私の場合、ハインラインの作品にのめりこむにはキャラクターで入る傾向がある。他の作家でもそういう作品は多いけど。

どういうキャラクターがすきかというと、定番だけどラザルス・ロングやマイクロフト・ホームズ、ディーティー、スラップスティック・りビィといった強烈な個性が好き。ラモックスも捨てがたい。

しかしながら本著の場合、主人公の個性が弱い。ラザルスのように確信犯でもないし、かといって悩みながら軍人やってるんでもないし。
たぶん、読み返さないんじゃないかな、と思います。これは。

? posted by Yumikoit at 09:23 pm commentComment [4] pingTrackBack [0]

 

おしーめ?

だいぶ言葉をはっきり喋るようになった2号。
絵本の最後のページをめくって
「はい。おしまい」
と私が言うと、顔を覗き込んで
「おしーめ?」
と確認する。
「そうよ。おしまい」
「おしーめ」(納得)

ご飯のとき、遊び食べをはじめたので
「もうご馳走様にする?」
「まだ」
おっ。これは会話が成り立っているぞ。

 とーしゃん、ばばーぃ。(お父さん行ってらっしゃい)
などの2語文もだいぶ出るようになった。

そういえば今日、未収園児向けの児童館に行ったんだけど、おもちゃに書いてある数字を指差して
「これはなに?」
「はーち」
という会話をしていたらよそのお母さんに
「ええっ、もう数字読めるの!?」
とビックリされた。う〜ん。1号もこのくらいから、テレビのリモコンの数字は一通り把握していたから、あまり気にならなかったけど。

その代わり、2号の場合色の名前はたくさん知っているのに
「これ、何色?」
で当たった回答が返ってきたためしがないんだよね。こちらの方がちと不安。

? posted by Yumikoit at 07:57 pm pingTrackBack [0]

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