くつからこぼれ出るもの

1号の靴下は汚い。
足の指の形に、土の色がついて茶色になっている。

いつも履いている1号のスニーカーを見てみる。
ざらざら。

1号を呼んで、スニーカーの中を調べさせる。
1号、中敷きを取ってスニーカーのかかとを下にして…かかとに溜まる、砂の量の多いこと。
砂を捨てて、中敷きを敷きなおして、スニーカーを履いた1号。

「おぉおぉぉー♪きもちいいー♪」


…今まで気付いてなかったのか。がっくり。

? posted by Yumikoit at 01:18 pm commentComment [2]

音読カードをめくったら

1号の音読カード。
毎日教科書を音読すると、これにチェックを入れる。

色画用紙を二つに折った中に、チェックシートが貼り付けてあって、チェック項目がいっぱいになるともう一枚上に同じシートを貼りつけるのである。
現在、チェックシートは3枚目。

つまり、色画用紙を二つに折ってできている表紙をめくる。
一番新しいチェックシート。
もう一枚めくる。その前に使っていたチェックシート。
まためくる。最後のチェックシート。

毎日、1号が日付を書いたところに、シャチハタを押して…そのまま1号に渡す。

でも実は私は知っている。
一番古い最後のチェックシートをめくると、色画用紙でできた裏表紙の裏側に、こっそりと落書きがしてあることを。
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? posted by Yumikoit at 09:24 am

風呂を洗う2号

1号が、風呂掃除をしないで遊びに行ってしまった。

毎日先に風呂に入るのは2号だが、1号が風呂掃除当番で2号の入浴時間の前に風呂掃除をする約束なのである。
いつもだと2号は5時から日記を書き、そのあとで風呂に入るので5時に1号が帰れば何とか間に合うのだが、今日の2号はすべてを早く終わらせて夜はゆっくり過ごしたいらしいのである。

学校から帰宅後、30分くらいはリビングの床といいソファといい一面にランドセルの中身をぶちまけてボンヤリしていたのだが、そのあとは珍しく宿題をやり、給食セットなどの洗い物を出して日記を書いている。
そういや1号が学校から帰ってすぐに
「ぼく、今日の夜ごはんのお皿洗ってもいいよ」
と言っていたなぁ。
夏休みに入ったら1号が夕ご飯の皿洗い当番にして、2号に風呂掃除当番と変更する予定なんだっけ。

…自分で風呂に入りたい時間に合わせて、お風呂掃除してもいいよ。
2号にそう言ってみる。
その時は何とも返事をしなかった2号であるが、しばらくすると風呂場からジャージャー水の音が聞こえてきた。

お。やっとるな。
一応の段取りは分かっているはずなのでなるべく覗かないで任せてみる。

5分かそこらすると今度は。
「♪お湯はりを開始します」
と機械の案内音声が。
えー。もうお風呂の湯を張っちゃうの?

風呂場を覗いてみる。
はだかの2号が、まだほとんど湯を張っていない湯船にうずくまっている。
「お風呂洗いの時に、洋服汚しちゃうかと思ったから、脱いでお風呂掃除してたのー♪」
だったら風呂掃除が終わったら出て服を着ろって。
「えー。もったいないからこのままお風呂入る〜♪」
だったら、せめて身体とアタマを洗ってから湯に浸かってくれ。
身体とアタマを洗っているうちに、お湯張りできるから。
たのむ。そうでないとあんたの風呂上がりの湯が汚くてかなわん。

? posted by Yumikoit at 11:13 pm

歯っぴーフェスタ

2号が学校から持って帰った、市のイベントの一つのプリント。
歯科に関するイベントであるようだが、2号が行きたいという。

1号はこの手のイベントに関心を示したことはないので初めて来てみる。

フッ素塗布に歯磨き指導。
クイズラリーみたいなイベントは大好きでハマりまくる。

こっちの部屋は?石膏?なんだ。それ。
面白そうなので受付をしてみる。
歯の詰め物にするアマルガル?を小さな紙コップに入れて、人さし指を入れること数分間。
「じゃ、30分くらいしたら取りに来て下さいね」

その間に、イベント会場内のあちらこちらを回る。

一通り回って、元の部屋に戻る。
2号の指はきれいに石膏像に早変わり。
指紋まできれいについている。

そういやこの部屋の奥に、たくさんの人がいるな。
なにやってるんだろ。

歯っぴーフェスタ

見てみると、小さな石膏で作ったお人形に、マジックで自由に色を塗っている。
怪獣?ゴジラ?…こっちは小さな犬だな。
2号は恐竜らしき人形を手にとって、口の中を赤く塗り始める。
あれ、こっちの人形は、ポケモンのマリル。そっちにはキティちゃんもいる。
…で、このラインナップでなぜギレン・ザビの胸像まであるんだろう。それが激しく謎。
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? posted by Yumikoit at 10:35 pm

…ぷにょ

歯磨きをしていた2号。
終わると、飼猫氏のもとへ歩いて行った。
「おかーさん、仕上げ磨き、して」
飼猫氏は言う。
「ぼくは、おかーさんじゃないよ」
「てへー、間違えちゃった〜」
…って、そこカワイコぶりっこする所じゃないし。

「そうだよなー。おかーさんはもっとプニョッとしてるし」
とそこで飼猫氏、そういうコトいうか?

すると2号。
「大丈夫ー。おとーさんも、おなかのあたりがプニョッとしてるから!」

よしゃ。よく言った。2号。

? posted by Yumikoit at 11:20 pm

1号とトラックと宿題と。

宿題もそっちのけで遊びに行った1号。
なにも言わないで外に行ったところを見ると、いつものように、家の前から神社までの道を自転車でかっ飛ばしているのか、それとも奥の裏山で遊んでいるのか。

通学路でもある神社への道は、神社の手前にあるトラックステーションに入る宅配便などのトラックが時々入るほかは、通りの住人の車が出入りするだけでほとんど道の危険はない。
なんたって、隣接する中学校の部活も、毎日 まるで校庭の一部のようにトレーニングに使っているような道なのである。
時間によっては中学生をよけて通るのが大変な道なのだ。

子ども達が出かけて行って30分も経っただろうか。
携帯電話が鳴った。知らない番号。
もしもしー。

「あの、xxxxの脇にあるマンションに住んでるいとうさんですか」
…?こういう話し出しの人ってどういう人なんだろう。
まぁ、間違ってはないので、はぃ、と答えてみる。

「わたし、神社の手前のxxxxのトラックステーションの…」
「いとう1号くんといわれた男の子が…」
トラックに接触?場所はそこですね、すぐ行きます!
…と言ったのだが、それにもかかわらず、トラックの運転手さんらしき方は丁寧に話し続ける。
どうも自転車に乗っていた1号が、トラックの手前で軽く転んだかどうか。
怪我は擦りむいただけで大したことないようだし、自転車も大丈夫だと思うが、心配なので何かあったら連絡してほしい、という丁寧な電話だった。

電話を切ると同時に、玄関のドアが開いて帰ってきた1号。
「こわかったぁぁぁ」
ふえぇぇぇん、と膝の上にのってくる。…電話があったからなにも訊かないが、一応母としては先に状況説明をしてくれぃ、と思うのである。

怪我をチェック。肘を軽くすりむいている。脛も擦りむいたところにばんそうこうが貼ってある。しばらくして2号が何事もなかったように帰ってくる。別々に遊んでいたのかな。
 # 実は一緒に遊んでいて、事故の時にも一緒にいたことがあとで判明。
 # それなら一緒に帰ってこいよ(激怒)

少し落ち着くのを待って、1号と一緒にトラックステーションまで挨拶がてら行ってみたが、5時過ぎていたこともあってすでに事務所にはだれもいなかった。
…いい運転手さんでよかった。& 大した怪我じゃなくてよかった。

帰ってきて、やらなかった宿題にようやく手をつけようとして
「うぎゃー!!!!!漢字練習帳がもうないっ!おかあさんーどうしよぅうーーーー」
…って、前回 算数のノートがなくなった時Link もおなじ経過で夕方買い物に出たんだったよね。
その時に言わなかったっけ?
ノートのちょうど半分の、糸綴じのページが出てきたら、必ず次のノートを買っておこうって。
学校から帰ってすぐならともかく、今頃言われたって誰も付き合わないよ。
「Rに行く!」
だぁかぁらぁ。そーゆー、安いけど学区外でひとりで行けないような、クルマの交通量の多い店に行くなら、それなりに前もって段取りしてくれないと。
普段からノートの残り量とか把握して、週末買い物に出る時とかについてこなくちゃダメじゃん。

というわけで、私のノートの買い置きを出す。128円くらいで買った奴だけど、普段あなたにノートの買い置きを渡す時には98円くらいで買って100円で渡してたんだよね。
これは110円でいいや。
「ええー100円玉と5円玉はあるけど、10円玉はギザ十しかない!」
ふちがギザギザだろうがなんだろうが、10円玉は十円玉。安売りはしないよ〜。
これに懲りて、普段からノートの残量くらい把握しなさい。
イヤなら、Rはだめだけど、その手前のYとかGなら自分で行ってきていいよ。

Yに行っても、それより高い値段じゃないとノートが買えないことを知っている1号は絶対に出かけようとしない。
ブチブチと文句を言いながらギザ十を出す。
「…こんなに早く、ノートがなくなるって思ってなかったんだよなぁ」
普段の精進、精進。

夜、ご飯を食べながら
「トラックってあんなに大きく見えるんだねぇ…」
と1号の弁。これに懲りて遊ぶときには気をつけてねー。

? posted by Yumikoit at 11:17 pm commentComment [1]

パロディの元ネタは?

何日か前のこと。
ニュースか何かで、ヤンマーのキャラクターができて50周年Link 、というトピックを扱っていた。
天気予報のテーマソングの今昔を流す。

それを見ていた2号。急に大喜び。
「これだったんだー!ふーん!そうかぁ!」


ふーん、そうかぁって急に一人で大喜びされても。
なんなのよ。
「あのねぇ!コロコロコミックでねっ!
 ♪ぼくの名前はハン坊 ぼくの名前はマー坊
 ♪二人合わせてハンマーだ!
 ってのがあったの!」
あ…はぁ。
で、どういうメロディかわかって嬉しかったわけね。

最近パロディとか元ネタが分かると嬉しがる2号らしい話であった。

? posted by Yumikoit at 08:24 pm

ほんのちょっと読み聞かせ

2号がなんかのきっかけで「ぶんぶく茶釜を知らない」といっていたので、それが書いてある本を借りてきた。


読み聞かせてみるが、これは「ふーん」という反応。
まぁそんなものかな。

パラパラと目次をめくっていると、「桃太郎G」が2つある。
「一般型」と「寝太郎型」
…なんだこれ。
桃から生まれるところは普通の桃太郎のお話と一緒だけど、毎日食っちゃ寝でおじいさんおばあさんの仕事も手伝おうとしない桃太郎。
鬼退治に行く時も、さるとりきじに「きびだんごちょうだい」と言われて「もったいないから1個じゃなくて1個の半分やる」とけちくさい。
このタイプのものは初めて。ネットで調べると寝太郎型も結構あるらしい。
由来のサイトとか読み比べると面白いかもなぁ。

さて、風呂から出てきた1号。
「ぼくはこれを読んで欲しい」
と久しぶりに持ってきたのは「カイロ団長」
古い文庫本に収められているので、漢字が多く自分では読めないのだが、大好きな話である。
…読んでやりたいけど、そろそろ寝る時間だね。
明日にしようねー。

? posted by Yumikoit at 11:53 pm

この晴れた日に長袖のわけ。

久しぶりの青空。
子ども達は学校公開日の振り替え休日であるが、今日は平日。
飼猫氏も通常出勤なんだから普通に起きようねぇ。

1号、いつも薄着だが、今日も半そでTシャツ1枚とハーフズボンでぴょんぴょん跳ねてくる。
2号、ハーフズボンは1号と同じだが、トップは厚地の長そでTシャツ…。暑くない???
「大丈夫!」
大丈夫ったって。今は朝だから外に出ても風が涼しいけど、日が高くなったら暑いよ、それ。
「いいの!」
…まぁいいけどぉ。汗かきすぎて、汗疹になっても知らないから。

「汗かいて、痩せるんだからいいの!」
は?ダイエットっすか?
「うん!1号みたいなほっそりになるんだ!」

いや、1号が聞いてるからはっきりいう気はないけど、あれはほっそりというかやせ過ぎだと思うぞ。2号くらい肉がついてるのは太ってるんじゃなくて「がっしり」というんだ。
「だってクラスのUくんが言うんだもーん」

メタボを気にするようなトシでもあるまいにな。

ちなみに、昼ごはんを食べた後
「あつーい!」
と言って風呂の残り湯に飛びこんで、水浴びもどきをした後で半袖のTシャツを出して着ておりましたとさ。ちゃんちゃん。

? posted by Yumikoit at 10:56 pm commentComment [2]

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