1号とどんぐりかさ

学校公開日も通常通り、登校班にて登校。
天気は小雨。

うちの集合場所は、まずは1〜3年の男の子ばかり5人が集まって出発するのだが、それぞれに傘を持って集まる。
ピンポーン、とインターホンが鳴るのとうちの玄関が開くのが一緒。
2年生の子が
「いとうくーん。学校いこー」
と顔をのぞかせる。
この場合の「いとうくん」が1号なのか2号なのか、毎回よくわからない。

エントランスに出ると、にこにこと1号にすり寄って
「1号くん、どんぐりがさできるぅ?」
と話しかけている。
…どんぐりがさ?なんじゃそりゃ。

何となくわかる気もするが、あまり追求するのは危険な気がしたので、とりあえず黙って子ども達を送りだし、家の中に入る。

5分もしないうちに、玄関のドアがもう一度あいた。
だれだだれだ。うちの玄関を、インターホンも鳴らさないで開けるやつは。
1号か2号が忘れ物でもしたのかね。
「うえぇぇぇぇぇん」
…おや、1号だ。どうしたの?
「かさがー、かさがー」

どうも2年生くんの口車に乗せられて、「どんぐりがさ」をやった結果、傘が壊れたらしい。
うんうん。いわゆる私たちが子どもの頃に「傘をおちょこにする」と言っていたあれだな。自動がさでそれをやったら壊れるから、と子どものころは自動がさを持たない子の方が元気にやっていた気がするが。

見てみると、傘の支柱を支える骨が全折れ。これは明らかに使用不能である。
「2年生くんのせいだっ!」
と本気で怒っている1号。

…ま、おちょこにして傘壊すなんて、小学生なら一度は通る関門。
あのねぇ。3歳や4歳差の上級生に無理強いされてゲンコツかなんか見せられて脅されたならともかく、自分より下級生の口車に乗せられて自分からやったことでしょう。
その時点で自己責任だからね〜。
なんとなく情けない1号であった。

? posted by Yumikoit at 11:23 pm

宿題は一気にやろう

昨日のことだけど。

帰ってきてもランドセルを部屋の真ん中に投げ捨てたまま、
「腹減ったー」
とかその辺にある本を開いてみたり一向に片付けようとしない1号。
家にある問題集とかはまだやる気になるようなんだけど、宿題の漢字の書き取りが何より嫌いで、ノート1ページ半ほどの書き取りが苦痛でたまらないらしい。
「あ。漢字練習帳、提出したままだ」
って言ったって、宿題なんだから別のノートでも何でもやらざるを得ないでしょう。
家にあったノートをいやいやながら開く。
数文字書いては机の引き出しを開き、小さなキーホルダーを出して遊んでいたり、消しゴムを何度も机の上で転がして遊んでいる。

こちらもなるべく言いたくはないんだけど、1ページ半の漢字の書き取りだけに2時間近くかかっているとあっては他のコトが全くできない。

…今日は図書館に行ってから、その足でドッジボールに行くんじゃなかったの?
「もう時間がないから、図書館とドッジボール行って、帰ってきたら宿題する」
ドッジボールから帰ってきたら宿題する時間ないだろうっ!

というわけで、図書館に行くのは中止。
またノートの上で七転八倒する1号。

ようやく、書き上げて持ってきた。
…どうでもいいが、この文字とこの文字。間違ってる。
つき返すと、
「だってもうドッジボールに行かないと間に合わないー!」
そんなこと言われたって、普段だったらもう家を出て練習に向かっている時間。
そもそも間に合うわけないじゃん。
宿題をやらない子は、練習に行っちゃダメだって、言われてるんでしょう。
そういうと、畳に突っ伏して泣く。

教科書の音読の宿題がまだ終わってないことはあえて指摘しないで、仕方ないので欠席の連絡をコーチにメールで入れる。
1号はまだ泣いている。

しかたないなぁ。
2号の剣道の胴着のひもを結ぶと、2号は新しく買ってもらった下駄をつっかけて喜び勇んで出かけていく。

広告の裏紙を出して…。さ。同じ文字を母さんも一緒に書き取りをするから。
あんたが書き終わった時に母さんとどっちがたくさんの文字をかけてるか競争しよう。
何とか切り替えてもう一度漢字に取り組む1号。やれやれ。

私も普段使わない集中力を使った気分…。
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? posted by Yumikoit at 11:49 pm

 

で、改心の1号。

というわけで、昨日はとっても辛かった1号。

今日はのんびりのんびり帰ってきたが、帰ってくるとまず報告。
「今日はね。Mおくんと約束したよ」
あー。さっきMおくんから電話があったから聞いてる。
「え、なんて」
家に帰ったら、都合が悪かったから遊べないって。
「えええーつまんなぃー」
うん。ごめんねって言ってたよ。

というわけでまずは宿題だよな。
1号、ランドセルから給食セットやらなんやらを床にぶちまけ…先に片付けてほしいもんだと思うのだが、私が昼間図書館から借りてきた、1号が予約していた本を読み始めたので、それだけはまず止める。
先に片付けが先だよね。

すると1号、しぶしぶ活動開始。国語の教科書の音読を終えてから、いつにない集中力で漢字練習と、家庭学習用のドリルをこなす。
「…お母さん、長方形って何?」
そういやまだ習ってなかったか。…教えた方がいい?
「ううん。いいや」
別のところで教わってくる気だな。

4時半過ぎに「終わったー」とまとめて持ってくる。
お。いつも3,4文字は他の漢字と間違えて書き取りを持ってくるのに、今日は間違いがない。
つーか、いつも1番目の文字はあってるのに、2回目か3回目から別の漢字になるのがすげー不思議だったんだけどね。
考えなしにいやいや取り組んでるよりも、集中力あげて一気に書き上げると間違いも少ないねぇ、と褒める。
これであと、文字が丁寧なら言うことないんだけどね。

「ねぇ、洗濯物とか布団とか、今すぐやるから、5時から1時間ゲームやっていい?」
…そっちが目的か。
うーん。私は今日はあまりゲームの音を聞きたい気持ちじゃないんだが。
まぁ4月からこっち、こんなに早く漢字の書き取りができた日はないので。
とりあえず許可する。

「おかーさんっ。お風呂以外のご飯前にやること、すぐにするから、ぼくも1号のゲーム見ていい??」
はぃはぃ。あんたの方が宿題が少ない分、時間に余裕があるから終わるもんね。2号もいいよ。

というわけで、いつになく平和な夜。
これが毎日続けばねぇ…。

? posted by Yumikoit at 11:33 pm

2号と給食

2号、小学校に入っての一つの悩みは給食。
好き嫌いはほとんどないのだが、小学校の給食では時たま、「メロン」が出るのが悩みの種だったのだ。
…しかもスペシャルなメニューに限って、デザートがメロンとくる。

なぜか我が家でほぼ一人、メロンを食さない2号。
給食でメロンが出てくるのはいつになるだろうかとひそかに怖がっていたらしい。

「お母さん、今日はみそラーメンだから楽しみなんだけどねぇ。でもデザートがメロンなんだよ」
とついにその日がやってきた。
別に残しても、普段完食続きの2号だから別に問題はないと思うんだが、なんでそんなに心配なんだろう。
「だっておかわりできないからー」
あー。そうか、なるほど。

というわけで、メロンの日。
学校の授業が終わった2号がぴょんぴょん跳ねて帰ってきた。
「今日ね!メロン食べられた!おいしかった!」
おぉー。これで一つ、苦手を克服したらしい。
しかし、ズボンについたメロンの種。その辺にまき散らさんでおくれー。

? posted by Yumikoit at 10:42 pm

内科検診は何のため?

2号の日記。
五月二十六日(火) (晴)
ないか けんしん

ちょうしんきで しんぞうのおとを きくだけだった。
なに する つもり だったんだろう。

…いや、だから心臓(とか肺とかの胸)の音を聴いて診断するのが、内科検診だったんだってば(笑)
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? posted by Yumikoit at 06:12 pm

約束は誰と?

2号帰宅。
「今日ねっ!Wくんと遊ぶ約束したっ!」
ふむ。1号のクラスメートの子。
1年生と同じ時間に帰る日かな?一応、1号が帰ってから遊びに行くようにしなさいね。

1号帰宅。
早速、2号はWくんちに電話をかけて約束の確認をしようと…
「こんにちは!いとうです!Wくんいますか?」
おぉ。電話の会話が、1号より数段うまい気がするぞ。(というか、1号下手すぎ)

「…」
しばらく相手の話を聞いて電話を切る2号。
最後にサヨナラとか失礼しますとか言わんの?
「あっちから切ったんだもん」
ふーん。
「Wくんまだ帰ってないから、20分くらいしたら来てって」
ふーん。

さて、1号。
こちらも電話をかける。
「もしもしー?1号だけどー。うんーうんーうんー。あ、まって、弟連れてっていいの?」
いや、2号は他に約束あるから。
「あ。そっか。うんー。いや、弟連れてかんから、4時くらいまでには行けるようにするわー」
と、こっちもやっぱりサヨナラも、んじゃ、も言わないで切る。

2号、Wくんちに遊びに出かける。
それを見送った1号。
「…あいつ、ホントは今日、Kくんと約束してたと思うけどいいの?」
いいのったって、そんな話なにも言ってなかったけど。いいのか!?

そこに電話が鳴る。
「あのー。Sとうですー。2号くんいる??」
いや、遊びに行ったよ。
「ええー。遊ぶ約束してたのにー」
え。ほんと?ごめんね、なにも言ってなかったよ。
「わかったー。明日でもまた遊ぶ約束するー」

いったい2号は誰と遊ぶ約束してたんだ!?
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? posted by Yumikoit at 11:59 pm commentComment [2]

水着を買おう

子ども達が、6月のプール開きのお知らせのプリントを持ってきた。
ふむ。そろそろ用意しないといけないかなぁ。

試しに、1号に去年まで穿いていた水着を穿かせてみる。
1年生の時から穿いているやつだから、もう小さくないかどうか、ちょっと心配。
膝まで持ち上げながら
「きついかな」
と言っていたが、お尻を納めてみるとフィットしたらしく
「ぴったりー♪」
と踊っている。まぁこれはこれで良し。
長ズボンは140センチでもそろそろ丈が怪しくなっている1号。
らくらく130センチの水着が入ってしまう。ホント、あんたは腰がちっちゃいね。

ラップタオルは、去年まで1号が使っていたファンシー柄はさすがにそろそろかわいそうなので、去年買いおいたイルカ模様のがあるし。二人ともそれでいいか。

さて、問題は2号だ。何センチのを買おうかなぁ。
先ほど1号がためしに穿いていた1号の水着を拾い上げてみる。
試しにこれ穿いてごらん。
「き、きつい!」
…やせっぽちの1号に比べて2号はむっちむちだもんね。やっぱり小さいか。

というわけで、水着を買いに行く。
どうせ学校指定の水泳帽も買わないといけないので学校指定の店に行く。
1号よりも大きな2号の水着。なんだかなぁ。

? posted by Yumikoit at 08:10 pm

たくさん歩いた!

雨で延期になっていた1号の遠足Link
週間天気予報にはらはらしながらも、何とか曇り空。
…つーか。
あっちに青空も見えてるけど、やけに風が強くないかい?

それでもはしゃぎまくって元気に登校。行ってらっしゃーい。

夕方。
帰ってきた1号はちょっと元気がない。
どしたのよ。
「ちょっと疲れたかなぁー」

それでも、遠足の荷物の片づけをするとおやつの時間も惜しんで外に遊びに行き、帰ってきてレゴを広げる。
さぁ、片づけて洗濯物の片づけやら日記やらやる時間だよ!と言うと急に
「ぼく眠い」
などと言いだすのもいつもと同じである(怒)

で、夜の日記。
  遠足
遠足で森林公園Link に行きました。50kmは歩きました。
森林公園駅から森林公園まで、1時間半は歩きました。
おにぎりが1つのこりました。
 (中略)
それにしても駅と公園の間があきすぎ!またっ(怒りマーク)
もう森林公園駅は森林公園の近くに作るな!!!


ふむんー。
しかし50kmはなかったでしょー。せいぜい5キロってところでしょー。
と言うと、1号。
「そんなことないもん!絶対50kmはあったもん!」
とぷんぷん。ぷぷぷぷぷ。

? posted by Yumikoit at 11:21 pm commentComment [2]

迎えに行くべきか否か

2号、GW明けからこっち、公式には1年生の下校班だけで帰宅する。
しかし実際には、下校班の解散場所付近までお迎えに来るお母さんが多い。

当初は帰宅するまで家で待っていたのだが、まぁ2号の同級生のおかあさんと話ができる数少ない機会でもあることなのでここ数日お迎えに出ている。
…2号としては不本意極まりないらしいのだが。

さて、今日も時間を合わせてお迎えに出ると。

いつもは神社に上がってくる坂道の手前で待っているのだが、神社を通り抜けてこちらに向かってくるところで行きあった。
うーん。ちょっとぎりぎりだったか。
おーい。お帰りー。

「おかーさんっ、遅い!」
あ。ごめんごめん。

しかし並んで歩き出すと。
「なんで迎えに来るの!?ぼくたち、もう子どもだけで帰れるのに!」

…それって矛盾してるよね。

? posted by Yumikoit at 11:50 pm commentComment [2]

2号、アサガオの間引き。

1年生は学校でアサガオを栽培。
昨日のことだが、小さな牛乳パックに間引きしたアサガオの苗を入れて持ち帰る。
一緒に帰ってくるSくんは、丁寧に牛乳パックを掌に抱えて帰ってくる。
見ると、小さな小さな苗が、牛乳パックの中に入れた土の中に、きれいに植わっている。

2号、あなたは?
「ランドセルの中!」
…大丈夫なんだろうか。

家に帰ってランドセルを開いている。
確かに、ランドセルから赤い牛乳パックの小さな箱を取り出しているのが見える。
なるべく早く、植え替えてあげないとかわいそうだよ。
「うんー」

そこへ1号帰宅。
「今日はK谷くんちに行くよ!」
「えー、ぼくも行っていい?」
「あとで電話して、K谷くんがいいって言ったらね!」
おやおや。

1号が超特急でランドセルの片づけをして、遊びに行く準備をしている。
2号はというと、学校の宿題が初めて出たので、プリントに四苦八苦。
しばらく電話をしていたが、1号が
「じゃぁ行ってくる!」
と飛び出していく。
どうやら、2号を連れて行ってもいい約束は出たのだが、肝心の2号がいつまでも宿題に取り組んでいるので待ちきれなくなったらしい。

涙を流す2号。

宿題と片づけを何とかやっつけると、自分も裏山に遊びに行く。
Sくんとその友達が遊びに来ているのを知っているのだ。

…アサガオはどうなるのかなぁ。

つーわけで、今朝、そのあたりを2号に訊く。
「あー。忘れてた!」
学校に行く前に、大急ぎで牛乳パックを片手にベランダのプランターのところに行く2号。

…ありゃ。
2号、間引きしたアサガオを持ち帰る時、土もなにも入れないで持ち帰ったの?
ぺしょん、と、シナシナに干からびたようなアサガオ。
これじゃぁ植えても生き返るのは無理に見えるなぁ…。

? posted by Yumikoit at 12:05 pm

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