丘のむこうの小さな町へ

丘のむこうの小さな町へロジャー・リー・マクブライド作/こだま ともこ訳
渡辺 南都子訳

税込価格 : ¥1,733 (本体 : ¥1,650)
出版 : 講談社
サイズ : 四六判 / 333p
ISBN : 4-06-252254-3
発行年月 : 1996.5
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新大草原小さな家シリーズ4巻目。

ローラとアルマンゾの娘 小さかったローズは、成長して娘らしくなっていく。
綴り字競争で一番を競い合ったブランチとは、今では一番の友だち。
近所の家で生まれた赤ちゃんとのふれあい。赤ちゃん好きのローズ。

大草原の小さな家シリーズではどちらかといえばお転婆の印象の強かったローラだが、教師の経験を経て今子どもの母という立場での発言は「母」そのもの。
ローズが発する教師への苛立ちや悪口には、教師に対する礼を尽くせよと導くけれども、それでもローラらしい茶目っ気が覗く瞬間もあってまさしくローラだと実感する。

段々と学校の友達にも慣れ、農家の娘らしい誇りを持ちながら町の生活にも憧れ、その二つの気持ちの中で揺れ動く。
次の巻では町の生活。楽しみ。

? posted by Yumikoit at 11:32 am

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