冬の嵐

1号のお迎え。曇ってはいるけれども、青空も見えている。
でも昨日もお友達の家からの帰りは雪に降られて、マフラーをアタマに巻いて帰ってきた。
どうも私はいつも周りから「あんたは北陸の天気を舐めすぎている」と言われるので、今日は傘を持って出かけることにする。

幼稚園に着くと、案の定
「今日はね〜、Aくんちに行きたい」
という1号。まぁまぁ。電話するから待ちなさい。
Aくんはいつも遊ぶKとくんちの近く。いつも同じメンバーで遊んでいるひとりだ。
電話をすると、まだ園バスは到着していないとのこと。バスから降りた時に疲れてなければ、遊んでもいいよとAくんのママが言ってくれた。
どうせ、Aくんが駄目なら同じ団地内のTくんかKとくんちに行きたいというんだ。結局あそこまで行くのは一緒だな。…ふっ。

とりあえずAくんちまで行くことにする。
しかし、園を出て5分も歩かないうちに雨が降り出した。さっきまで晴れてたのになぁ。
傘を差す。1号と2号はスキーウエアのフードをかぶせる。

3分もしないうちに傘を持っていかれるほどの風。強い雨。
1号が風にびっくりして怖がり出す。
2号は私が手をつないでいるので、なんとなく実感がわかないようで怖がらない。
とにかく風が強いので、一旦近くの家のガレージに非難避難して雨宿りをする。
20センチくらい閉められたシャッターががたがた音を立てると子どもたちも真剣に怖いみたい。

「どうする?やめて家に帰る?」
「そうする」
「イヤだ、行きたい」
う〜ん。二人の意見が分かれるな。

カミナリまで鳴り出した。
うん。これは止めた方がいいよ。
嫌がる2号をひきずって帰ることにする。
1号は
「ボクは怖い。お母さんも怖い?」
と言うので安心させるためにも言ってやる。
「母さんはね。1号と2号を守れるよ。怖くない、大丈夫」

何とかかんとか帰ってきて、びっしょりのウエアと長靴を脱がせ、濡れた服も着替えさせる。
なんとなくおやつも食べて絵本を読んで、DVDも見て。
4時半頃、雨がやんだ空を見上げて1号が言った。
「やっぱり行けたかなぁ。今からでもいける?」
─ 1号よ。今から行っても、先方に到着したら10分遊んだら帰る時間だよ。

? posted by Yumikoit at 09:10 pm commentComment [4] pingTrackBack [0]

この記事に対するコメント[4件]

1. katerina — February 9, 2006 @16:30:48

本当にすごいお天気でしたねぇ〜(++!)
私も台風並みの強風で、家の前に置いた雪かきスコップが倒れました。
アノ天気では、徒歩でお出掛けは無理でした。
でも子どもって、時間の感覚がなくておかしいなぁ。
え?うちもデスよ。中学生だって全然時間守れませんから!
あ〜。早く春が来ないかなぁ〜:)

Owner Comment Yumikoit Website  February 9, 2006 @21:07:34

えー。中学生になってもやっぱりですかぁ。じゃあ帰る時間が過ぎても帰ってこないとか、やっぱりあるんでしょうねぇ。このご時勢だと心配ですね。
今日もお友達の家だったんですが、帰りに雪の中で追いかけっこをし始めまして…。いや、せめて春になればボール遊びとか鬼ごっことか自転車とか、外遊びもバリエーションができるんですが、夕方5時の外遊びのお付き合いは辛いですわ。ホント。春を切実に待ちわびております。

3. も〜 — February 10, 2006 @19:39:02

雨宿りまでさせて非難されちゃ、あわないなぁ。:E

Owner Comment Yumikoit Website  February 10, 2006 @20:06:40

おぉっと。でもシャッターの風が当たる音はかなり怖かったようでかなり非難していましたね。<こじつけ。

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