お前は母を誤解している。

というわけで、それはそれはみごとに破れたズボン。

NEC0225


さすがにこれはないだろうと捨てようとすると、2号に嘆かれた。
「それはとってもお気に入りのズボンだから、直して」

そ、そんなことを言われても。
大体、ハーフのズボン、ほかにも何枚か持ってるだろう。
「だってこれが好きなんだもん」
えーん。


NEC0227

仕方ないので裁縫箱を出して破れ目に沿って繕っていく。
幸いに膝わきのポケットに沿って破れているので、気をつけて縫えば多少目立たない。
ポケットの上をふさぐ蓋、フラップ部分も縫い付けてしまって、ポケット部分の布も破れ目の強度を上げるのに使ってしまおう。縫い目隠しにもなるしね。

うーん。でも、ポケットの下角から膝までの破れ目はやっぱり縫い目が目立つと思う。膝付近だからまたここから破れそうだし。
ちょっと悩んでから、ワッペンの古いのを出してきて縫いつける。

2号が覗きに来て、満足そうに
「いいねぇ」
というので、一言言ってやった。

NEC0228

あのねぇ。あなたは何にためらいもなく私に繕いを要求するけど、でもって、あなたはどう思ってるか知らないけど、私はこれでも小中高と家庭科はずっと苦手で、裁縫は嫌いだったのよね。知ってた?
「えええっ。そうなの?好きなんだと思ってた」
本当に好きだったら、あなたの着るものとか縫ったりすると思わないかい?

まぁいいか。喜んでもらえたし。とほほ。

? posted by Yumikoit at 10:09 pm commentComment [2]

 

禁書目録なズボン。

2号の下校に合わせて帰ってくると狙い通り、2号とほぼ帰宅が一緒になった。
一緒に家に入り、留守電をチェックすると2号の担任からのメッセージ。
それを聞いて、2号が恥ずかしそうにズボンを見せる。

どうも、学校でズボンを派手に破いてしまい、膝わきのポケットに沿って大きなカギギザを作ったらしい。完全に自爆で、自分でどっかにひっかけて破いたというところもミソである。
周りに友達が数人しかいなかったのをいいことに、そのまま職員室に駆け込んだか何だか、先生に助けを求めて、先生がガムテープと安全ピンで補修してくださったんだそうだ。

それはそれはみごとな応急処置で、そうと思ってみなければ全く分からない。
先生、ありがとうございます。

それにしても。2号よ。
…お前はどこの世界の禁書目録Link じゃっ。

? posted by Yumikoit at 10:00 pm commentComment [2]

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