せいそう工場の見学

せいそう工場の見学

曽根 裕子文 割田 富士男写真

出版社 ポプラ社
発売日 1997.04
価格  ¥ 2,310(¥ 2,200)
ISBN  4591052974
★★★★☆
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新しい小学生の社会科見学シリーズ(7)。
また小学生向けっすか?対象年齢が高いと、文章も難しくて長くて、読むのに時間がかかるんですが!?

そうはいっても、秋に清掃工場のリサイクルフェアに行って、ゴミ収集車に乗ったことのある1号にとっては興味津々の分野らしい。
ゴミ分別。収集。分別された各種類のゴミの、行き先と処理方法。
この絵本は、東村山市がモデルだけど、母さんは何時にゴミを出している?金沢の分別はこうだよ、とか言いながら読んでやる。
やっぱり興味津々の1号。

私が子供のころには、「はたらくおじさん」とかいうテレビ番組があったものだけれどもな。ああいう番組、またあるといいのにねぇ。とかふと考えてしまう。
こういう絵本は、よし:D

? posted by Yumikoit at 10:02 pm commentComment [2] pingTrackBack [0]

 

どこから来たの?

家ではあまりシモネタ言葉で遊ばない1号だが、幼稚園のお友達と一緒になるとみんなでシモネタ言葉で大騒ぎ。
お友達の家だと2号も一緒に遊ぶから、2号も段々とシモネタ言葉を覚えつつある。

風呂に入る時に、ご機嫌で
「おちんぽぽ〜♪おちんぽぽ〜♪」
と歌う2号。おぃおぃおぃ。
でもまぁ一応小言は言わないで黙っとく。一言言うと、こちらがビックリしていると思って面白がってもっと言ったりするしねぇ。
「おちんぽぽかーさん♪」
といきなりハハを指差す。むかっ。
「2号。母さんにおちんちんあるかぁ?」
とちょうど服を脱いだところだったので、両腰に手を当てて仁王立ちになってみる。

…ポカッ。
「馬鹿なことやってないで早く風呂はいんなさい」
いったいなぁ。飼猫氏。
い〜じゃん。こういうことは本人にきちんと考えさせた方がいいんだよ。

先に風呂に入って温まっていると、2号より先に1号が入ってきた。
「おかーさん。女の子のおちんちんは、男の子と違って身体の中に入ってるんだよね?」
「そうだよ」
「どうして?」
「その代わりね。女の子は、赤ちゃんを育てるお部屋がおなかの中にあるんだよ」
「ふ〜ん」
「1号はおなかの中にいたときのこと、覚えてる?」
「ボクも、2号もお母さんのおなかの中にいたの?」
「そうよ。1号が先に、お母さんのおなかに来て、出てきたあと、2号がお母さんのおなかの中に来たの」
「どこから来たの?」

…そうねぇ。あんた達、どこから来たのかしらねぇ。不思議だねぇ。

? posted by Yumikoit at 09:38 pm commentComment [2] pingTrackBack [0]

 

炊飯器とキーボード―エッセイストの12ヵ月

炊飯器とキーボード

岸本 葉子〔著〕

出版社 講談社
発売日 2001.05
価格  ¥ 560(¥ 533)
ISBN  4062731657
★★★☆☆
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足に地がついてる。毎日の自分の仕事をしっかりとコーディネートして、営業し、原稿を書く。その合間で本業に負担にならない程度にスポーツクラブなどにも行き、取材にあわてて服を買いに行く。
地道にでもしっかりと毎日が運ぶ1年。
日常だけど、気持ちよく面白く読める本。

? posted by Yumikoit at 05:18 pm pingTrackBack [0]

 

フィラメント―漆原友紀作品集

フィラメント

漆原友紀

出版社 講談社
発売日 2004.09
価格  ¥ 590(¥ 562)
ISBN  4063143570
★★★★☆
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「蟲師」を描くことのきっかけになったという「虫師」が収録されている初期作品集だというので、衝動買い。
昔の匂い漂う「どこかの時代のどこかの話」ではなく、戦後間もなくのような学生服に似た服を着た虫師の主人公。ちょっと厭世観にまみれているところが、またすれてて可愛いかも。
兄貴分の柊十郎。このヒトも一筋縄では行かない感じが好き。
2話しかないけれども、もっと別の形で話が続いていきそう。あ。だから「蟲師」があるのか。
でも別の世界観だからこのキャラクターが生きるような感じで書いてほしいなぁ。好きだよ。このはなし。

他にも、漆原友紀独特の不思議な透明感に満ちた短編がたくさん。
「岬でバスを降りたひと」が一番好き。
田舎のバス停。私は昔殆どバスを使わなかったけれども、近所でバスに乗ると、こんなひなびたバス停(海は近くになかったけどね)に行き着くような路線沿いに住んでいた。
バス停の近くに小さなタバコ屋。
そこでバス停を降りるひとを数える子ども。
…1日の行きと帰りで、降りるひと/乗るひとの数が合わない。
そういう人たちは…岬で…。

人生のハザマを見ているような、でもけしてそこに入り込まないように。ひとの人生まで抱え込まないように淡々と日常を暮らすおばあさん。私もこういう人になりたいねぇ。

? posted by Yumikoit at 05:02 pm pingTrackBack [0]

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