駆ける少年

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鷺沢萠著

出版社 文芸春秋
発売日 1992.04
価格  ¥ 1,223(¥ 1,165)
ISBN  4163130101
★★★☆☆
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表題作のほか、「銀河の街」「痩せた背中」収録。

駆ける少年。
あとがきを読むと主人公の父親「公木龍之介」は著者の父親がモデルであるらしい。
若くして会社を興し、大きくして、それがダメになった途端自らの夢と一緒にその生命の灯も消してしまった人。
母も知らない父の生い立ちをふとしたことから知りたいと思うようになった主人公。

複雑な子供時代の父を知るにつけ、主人公の中で何かが育っていく。
それは今、かつての父と同じように人生の岐路に立たされている自分にとって必要なものだったのだろうか。

自分の親の子供時代というのは、想像しがたいものがある。そして自分の育った時代とは違う時代背景で育った両親の幼い頃、その生い立ちが複雑なら複雑なだけ、両親は子供に願いを託するものなのだろうか。

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登るな2号

床に新聞を広げて新聞を読む。
2号が馬乗りによじ登ってきて、何度も落ちては登り、背中で飛び跳ねる。
1号も一緒になって登りはじめる。
ええぃ!うるさぃ!と蹴散らしたいところだが、それをすると今度はチラシを全て床に撒き散らして遊ぶなどするのでどちらがいいのか判らない。
ついでに言うと週末のチラシに入ってくる車の広告も1号が読んで、読んでとうるさいのであまり見せたくない。

うつぶせに寝っ転がって本を読む。
やっぱり2号がよじ登ってきて腰の上で跳ねている。おお。ちっと気持ちいいぞ。そこそこ。
1号が、空になった牛乳パックを乗用玩具で丁寧に踏み潰して平らにしたものを持ってきた。
寝っ転がっている私の足の間に挟む。
足を開いて落としてやる。…バカウケ。しかも二人とも。

喜んで私の背中で声をあげて笑いながら跳ねる2号。
受けたことにもっと気をよくして、何度も私の足に牛乳パックを挟む1号。
ううむ。それ以上跳ねるのはちっと腰が痛いです〜。止めれ〜2号〜。

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リングワールドの玉座

リングワールドの玉座

ラリイ・ニーヴン著・小隅黎訳

出版社 早川書房
発売日 1998.04
価格  ¥ 2,100(¥ 2,000)
ISBN  4152081538
★★★☆☆
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リングワールドの第3作目。出てたんですね。知らなかった。
ラリー・ニーブンの「ノウンスペースシリーズ」の一番最後の集大成に当たるこのリングワールドのシリーズ。

恒星の周りを回る、地球の300万倍の面積を持つ ちょうどリボンをリング状にした人工巨大環状世界。
しかもそのリングワールドには地球上の地形を再現した「地球の地図」の世界や同じく火星の地形を再現し、クジン人と同種の生物がすむ「火星の地図」まである。

前回の終わりで、プロテクターとなった「幸運の遺伝子を持つ」ティーラブラウンが示唆していた 他のプロテクターたちが出てくる。軌道的に不安定なリングワールドの姿勢制御ジェットを支配し、管理しようとしているプロテクターたち。

前半はリングワールド内に住むいろいろな種族たちと、その中の一族、ヴァンパイヤ一族との抗争ばかりだったけれども後半のルイス・ウーやパペッティア人、ハミィーの長男が出てくる辺りになると、お馴染みのやり取りなどが非常に面白くなった。

ただ、前2作に比べると話の構成とかダイナミックさにかけるなぁ。
この流れなら、きっと第4作も出るのかな。それはそれで楽しみ。

本書、献辞がロバート・ハインラインに捧ぐ、となっておりました。やはりこれはロバート・A・ハインライン氏のことでしょうな。

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スプーンぼし(ほくとしちせい)とおっぱいぼし(カシオペア座)

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八板康麿写真と文・杉浦範茂絵と構成

出版社 福音館書店
発売日 1995.03
価格  ¥ 795(¥ 757)
ISBN  4834012859
★★☆☆☆
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かがくのとも傑作集。<こればっか

北斗七星とカシオペア座の見分け方。
スプーン星、ってのは言いえて妙だと思うけど、おっぱい星はなぁ。そういわれればそういうものかなって感じ。
でも「カシオペア座」と言われても子供はぴんと来ないもんね。
むしろ「おっぱい」という表現に1号は「でへへ」と照れ笑いを浮かべておりました。

最後のページでは北極星を中心に回る星々の様子の写真。定番ですが、こどもは面白かったようです。

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おえかきみみかき

朝食が終わるなり、カレンダーの裏紙をたくさん抱えてお絵かきを始めた1号。
レーシングカーだの怪獣だの、色々かきなぐっている。
2号は1号からキャップがついたままのサインペンを何本かゲットしてテーブルから落としたりして遊んでいる。
うっかりキャップが外れたら危ないなぁ。

とか思いながらおとなしいのは今のうち、と洗濯物を干す。<おぃ!

干し終わってからリビングに戻ってみると案の定、2号の足元にキャップの外れたサインペン一本。…ほっ。ほとんど被害がない。

と思ったら、2号の背中に青い色が…これはキャップが外れたサインペンとは色が違うから1号だな。
昨日も私のトレーナーに1号に描かれたばかりだし。
「…1号?」
見てみて驚いた。
1号の耳の中が真っ青!
なんと1号はサインペンで自分の指を真っ青に染めたあと、耳の中もサインペンの先でいじっていたらしい。

慌てて耳をウェットティッシュで拭き、軽く耳かきをしたあとでオイルを浸した綿棒で繰り返し耳の中を掃除する。奥までは押し込んでいないと思うけど…。
1,2日様子を見て、痛がるようなら耳鼻科に連れてった方がいいだろうなぁ。

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かみコップでつくろう

かみコップでつくろう

よしだきみまろさく

出版社 福音館書店
発売日 1992
価格  ¥ 880(¥ 838)
ISBN  4834010503
★★★★☆
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またまたかがくのとも傑作集。

紙コップを使って色々楽しい工作をする1冊。
立ったり座ったりするタコ。ほえる犬の顔。
ユーフォー(というよりも丸型ブーメラン?)
口を開け閉めする亀。カラスやシーソー。
起き上がりこぼし風なだるまさん。
ボートや人形。
ヘビ。パンダ。

最近、NHK教育の子供向けの工作番組が好きな1号は、1ページ1ページずいぶんワクワクして読んだようだ。
家に紙コップがあったら1パック全部使ってしまいそうな勢い…それはそれで怖かったりして。

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春の味覚2

お友達のNちゃんに誘われて、3歳児ばかりが集まるカンガルー教室の「春の野草を食べよう」とかいう趣旨の集まりに参加する。

会場の児童館に着くなり、嬉しくて?はしゃぎ始める1号2号。
特に2号は脱走しまくり。
お世話の方の説明を受けてから、すぐ近くにまずはツクシを摘みに出かける。
…一面のツクシ。
こどもたちは狂喜乱舞してツクシを摘み始める。
特に1号は昨日一回摘んでいるので自信を持って摘みまくる。
2号もツクシの先っぽをちぎっては持ってくる。

「あら。こちらにセリもありますよ」
という声を聞きつけてセリの見分け方も教えてもらう。

ビニール袋にだいぶ溜まってから、次はヨモギを摘みに出かける。
ヨモギはだいぶ若くて、葉っぱが小さい。こどもたちは葉っぱの先っぽを引っ張って摘むので、全部バラバラ…。この辺で2号は寝グズがはいっておんぶ。

児童館に帰ってきてからヨモギを洗い、ツクシのはかまをみんなでとる。
お世話の人。ボランティアとかもいるのかなぁ。野草に詳しそうなお年のいった方も多い。こどもたちはすっかり飽きて別の部屋で遊び始めた。
2号は室内に立てかけてあった脚立に登って脚立ごと転げ落ちる。バカもんが。滑り台のハシゴと勘違いしたのか!?
ヨモギ団子を丸める辺りでまた全員集まってきて、ほとんど粘土遊び状態になる。

草団子たくさん。持参のおにぎり。ツクシのキンピラに、タンポポとベーコンの炒めサラダ。カンゾウのマヨネーズ和え、かな。あとは色々な野草のてんぷら。
大喜びでこどもたちも食が進んでいたようです。

帰りに児童館内の公園で1号2号Nちゃんで走り回り、遊びまくる。
1日楽しかったようです。

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ウェルカム・ホーム!

ウェルカム・ホーム!

鷺沢萠〔著〕

出版社 新潮社
発売日 2004.03
価格  ¥ 1,365(¥ 1,300)
ISBN  4103780053
★★★★☆
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この著者の本は初めて。
 「渡辺毅のウェルカム・ホーム!」
 「児島律子のウェルカム・ホーム!」
の2本立ての構成。

前者の主人公、渡辺毅は 父子家庭をやっている親友の家で事実上居候して主夫をやっている。親友はやり手のサラリーマンで忙しいので、事実上親友の子供は自分が育てたような存在だ。
ある日、その子の書いた作文を、毅が見つけるところから始まる。
 うちにはお父さんが二人いる。お父さんとタケパパだ。
 お父さんが二人いるので、お母さんはいない。…
読むつもりなくしてつい子供の作文を読んでしまった毅は非常に複雑な思いにとらわれる。
…いえいえ。正直私もこの二人は同性愛?とか思いましたが(^_^;)
最後はしんみり微笑が出るような、そんな話だ。

後者の主人公、児島律子は結婚に2回失敗しているキャリアウーマン。
しかし2回目の夫の連れ子、聖菜のことを何よりも大事に思っていて、離婚の際に聖菜と音信不通になってしまったがその行く末をとても案じている。
仕事で多忙を極めている律子のところに、一人の青年が訪ねてきた。名前は言ったが名刺を出すわけでもなく、用件も言わず、2時間も何も言わずに律子の手が開くのを待っている。
こちらは多少ありがちなストーリーだけど、でも母娘の情が伝わるラストシーンが良かった。

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海をかえして!

海をかえして!

丘修三さく・長野ヒデ子さく

出版社 童心社
発売日 1997.08
価格  ¥ 1,365(¥ 1,300)
ISBN  449400880X
★☆☆☆☆
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重い。重すぎです。

諫早の干潟でのんびりと過ごす海の生物たち。ムツゴロウ、シオマネキ、アサリ、シギ、その他のたくさんの干潟の生き物。
沖で工事の音。アサリとムツゴロウとシオマネキは3人で見に行きます。
突然、大きな音。

それっきり二度と満ち潮はやってきませんでした。

干からびていく干潟で、また海水がやってくることを信じて死んでいく生き物たち。

正直、単なる工事車両好きで、しかもまだよく死というものすらわかっていない1号がこの話を理解できるとは思わなかったのですが、やっぱり読み終わった感想は「ちょっと面白かった」

まだ早すぎたようです。というわけで「ホシ1」。

? posted by Yumikoit at 12:57 pm

春の味覚???

2号の3種混合の予防接種、やっと初回が終わりました。はふ〜。やれやれって感じ。

病院からの帰りに、近所の団地の敷地内にツクシがたくさんはえているのを発見。
1号を誘ってたくさん摘みました。
最初1号は、先っぽだけをつかんで引っ張るので3センチくらいのしか採れませんでしたが、何度か
「地面に一番近いところから摘むんだよ」
といっていたら上手に摘めるようになりました。

最近、ツクシの絵本を読んでたいそう気に入っていたようなので、本人もノリまくりで
「あ、あっちにもあるよ!」
とか言いながらもっと、もっとと摘んでいました。

その間2号は、草むらにしゃがみこみ、草を引っ張ってみたり。
気がつくと「はぃ」と持ってきたのはツクシの先っぽ。おお。あんたも一緒に摘みたいのね。

帰ってから2号のお昼寝中にはかまの取り方を1号に教えて。
すぐに飽きちゃってあとは絵本を読んだりしていましたが、お昼ごはんにツクシの卵とじを作ったら二人ともよく食べていました。
また採りに行こうね。1号。

? posted by Yumikoit at 10:17 pm pingTrackBack [0]

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