2002年生まれの次男2号は剣道男子→今はなんかヲタとかクイ研とか色々。お父さんは飼猫氏。
日常と読書の記録。
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2005/1/30
お父さんのご飯は…
「ねぇ。お父さんのご飯には、なんでニンジンがないの?」
…どきっ。今日のメニューはなべ。なべにニンジンは入れたり入れなかったりだと思うけど、我が家のなべには…ニンジン好きの1号と2号の皿には、ニンジンが取り分けてある。
ちょっとドキドキしながら飼猫氏は
「それはな。1号も2号もニンジンが大好きだから、沢山食べてもらおうと思って…」
苦しいいいわけだよ、飼猫氏。ひぃひぃ。笑いが止まらない。
「そうじゃなくて」
1号が言う。よくよく訊いてみると、時々私が朝寝坊して飼猫氏が子どもたちに朝食などを食べさせるときの話らしい。ふむ。
「あのね。お父さんはご飯作るときに冷蔵庫から出してすぐに食べられる、チーズとか牛乳とかバナナとかと、パンだけのご飯でしょ。
ニンジンは、切って茹でなきゃならないでしょ。
だからお父さんのご飯には、ニンジンがないんだよ」
「ふーん。そうかぁ」
納得の1号。
…どっちにしても飼猫氏、苦しい。ひっひっひ。
? posted by Yumikoit at 07:24 pm
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2005/1/29
ば〜すで〜???
「もう、ベビー洋品店なんてのも行かなくなっちゃったねぇ。2号も大きくなったしねぇ。Birthdayなんて、結局1回も行かなかったね」
と飼猫氏と話していた。
「ばーすでー?どこどこ?」
と1号が言うので、ほら、あそこだよ、と教えてやる。
「ばーすでー?へんななまえ〜うきゃきゃきゃ」
と笑う。変な名前じゃないよ。誕生日って意味なんだよ。
「違うよー。ばーすでー駅に行くんだよ」
そりゃ、「ばーすでー」じゃなくて、「バスで」!
最後に1号はにやりと笑って、お誕生日の歌を歌っていた。
…判ってるんじゃん!):T
? posted by Yumikoit at 09:16 pm
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最後のラブレター ばらっちからカモメール 続

出版社 スターツ出版
発売日 2004.11
価格 ¥ 1,260(¥ 1,200)
ISBN 4883810291
サイバラがアル中といい、ヤク中といい、どうしようもない男といいながらそれでも彼女の描くカモちゃんはすごく愛情あふれて描かれていた。
そして離婚後も彼女のコミックには時々現れるカモちゃん。
鴨志田の書くエッセイはなんていうのか、底辺でじたばたしている焦燥感にあふれている。這い上がりたいのに這い上がれない。行き場のない怒りとやるせなさからお酒に逃げる。ただただ、飲み続ける。
妻の方が稼ぎがよかったり、仕事に生き生きしている妻の様子にいらいらしたりはなかったのかな。
ふらりと出て帰るきっかけすらつかめずに旅先で吐血。
周りを思いやるゆとりもない。それでも自分を理解してくれる人、安らぎを求める。
サイバラはその安らぎにはなりきれなかったのかなぁ。
サイバラ自身の描くサイバラと違い、カモちゃんの描くサイバラは、女性らしさにあふれていて母性を感じさせる。
「私たちは共依存なんですって。一緒にいても悪くなるばかりなの。添え木が二本よりかかっているだけなの」
というサイバラの台詞が痛い。
彼女はそれでいい。添え木であることをやめ、自分で立つことを決めたのだから。でもカモはどうすればいいんだろう。あがきが続く。
いつか、二人がまた結びつくことを。
? posted by Yumikoit at 06:34 pm
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上京ものがたり

出版社 小学館
発売日 2004.12
価格 ¥ 820(¥ 781)
ISBN 409179274X
西原の自伝的なコミック。
水商売で生活費を稼ぎ、ぎりぎりの生活をして、働かない男と一緒に暮らし、それでも絵で生きていきたいと願う。
しんみりとした短いセンテンスのストーリィの中に、彼女の若い時の夢とかつぶやきとかがいっぱい詰まった絵本のようなコミック。
仕事がうまく行き始めたころのひとりでに顔いっぱいに広がる笑顔がすごく好き。
社会の理不尽に、自分もいつ合うかわからない連載停止にひどいねと同情しつつも、「でもあんたがつまらないからわるいんだよ」とつぶやく。それも、本音。
そうやって勝ち取ってきた、西原の人生。
根っこのところでの、自分の自己肯定。これでいいんだ。もっと頑張るんだ。仕事、もっと頑張るんだ。という自分への励ましに違いない。
? posted by Yumikoit at 06:10 pm
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2005/1/28
2号は、メイでーす♪
幼稚園から帰ってきてはすぐに子ども番組を要求し、それがなくなる時間になるとビデオを要求する。
それも、ここ数ヶ月はいつも「プラレール」のビデオのみである。
あまりビデオばかり見るので、
「ビデオは、お昼ご飯が終わってから幼稚園のお迎えに行く2時間だけ」
という約束をした。
これならあまり沢山見せたくない日は、しらばっくれてお昼ご飯の時間を遅めにすれば済む。
すると、やっぱり毎日その時間はプラレールのビデオを見る。
あまり毎日見ているので、絵本の中の特急ソニックを見ると
「♪ソニックソニック883」
とビデオに出てくるメロディ付きで歌うわけだ。
「今日は、トトロ見ようか」
と言ってみると珍しく同意するので見せてみた。
いつもは大好きなプラレールのビデオを見ていても、パソコンに向かっている私のひざに登ってきたりして甘える2号が、今日ばかりはえらく集中して見ている。
たまには違うビデオもいいなぁ。
幼稚園のお迎えの時間になったので、途中だったがビデオを消して幼稚園に向かう。
「メイちゃん、可愛いね。ちっちゃいから、2号かな?」と言うと
「そぉ。にごは、めい、で〜す♪」
と言う。よっぽど気に入ったな。にひひ。
やって来た1号にその話をすると
「1ごーは、さつきだよー」
と言うので
「何を言うか。さつきちゃんは小学生だぞー」
と言うとちょっと困った顔で笑った。
1号にとってはメイはすごく赤ちゃんに見えるのかな。
続けて
「あのね。1号。知ってる?メイちゃんは、4歳なんだよ」
と言ったら
「えええっ。だって、メイは幼稚園行ってないよ!」
…ううむ。1号にとっては4歳は幼稚園に行ってるトシだもんねぇ。
? posted by Yumikoit at 10:13 pm
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幻影のペルセポネ

黒田研二著
出版社 文芸春秋
発売日 200409下旬
価格 ¥ 1,680(¥ 1,600)
ISBN 4163233008
ヴァーチャルリアリティをテーマにした推理小説というと、私が一番最初に読んだのは岡嶋二人の「クラインの壺」だったなぁ。
こちらはヴァーチャルリアリティというよりはネット界のヴァーチャルコミュニティが舞台。
ゲームのような感覚で、ネット界にいる色々な人たちとおしゃべりする。RPGのような画面で、自分の作ったアバターが歩き回る。
パソコンやネットが舞台、というと何でもトリックありあり、みたいな印象があるけれどもこれは違う。プログラムの作成や、ネット界での成りすまし。二重に登場してくること。別の名前でのログイン。もろもろ。
ちゃんと基本を押さえながら、それでいてきっちりとミステリになっている。
ちょっと物足りないというか、出来すぎているのは、ヴァーチャル空間に出てきた殆どの登場人物が、現実社会で主人公の周りにいた人物であったということ。普通はもっと、世界各国(日本語ベースのサイトでも、せめて国内全域)に散らばってるもんじゃない?
まぁこれはこのヴァーチャル空間が、テスト運用というかかなり限定されたものであるという設定上の制限が効いているんだろうけど。
それでも十分に楽しめたミステリーでした。うんうん。
しかしなぁ。こんなの本格的に始めたら、ホントただでさえパソコンの時間が長い私はパソコンの前から動かなくなるのが目に見えてる。危ない危ない(^_^;)
? posted by Yumikoit at 09:23 am
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2005/1/27
自分の場所
そういえば秋口からこっち、買い物や私の通院につき合わせてばかりで、天気が悪いのを口実に2号のための場所には殆ど行っていない。
いや、元々公園にもあまり連れてってなかったんだけど。
というわけでちょっと心を入れ替えて今週は近所の児童館に日参している。
1,2歳児中心の児童館なので同年代も多い。
幼稚園に1号を送って行ったあと、1時間ほど家で時間をつぶしてから出かける。
「2号。あいあいルーム行く?」
と訊くと
「あむ〜る?あむ〜る?いく〜???」
という感じで、時にはしぶしぶだったり時には嬉々としてついてくる。
あむーる。なんて聞こえるので飼猫氏と「恋愛って意味だっけ?恋人って意味だっけ?」なんてわけの判らない会話をしていたりする。
児童館に着くと、昼休みで児童館のしまる正午まで、2号は遊びまくる。私のところにはめったに寄り付きもしない。
走り回り、いくつかの知育ゲームの類をいぢりまくり、乗用玩具を乗り回す。
家に閉じこもっているよりも、2号も生き生きしている。
幼稚園は1号のための場所であって、お帰りのあと遊べても2号のためだけの場所じゃない。
こういった「遊びの場所」だけでなく「1対1でしっかりとした関係を築けるお友達」とか。2号にも自分だけの場所、自分だけの交友関係を必要としている時期かもしれない。
? posted by Yumikoit at 09:08 pm
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11ぴきのねこどろんこ

出版社 こぐま社
発売日 1996.10
価格 ¥ 1,260(¥ 1,200)
ISBN 477210139X
1号も2号も、このシリーズのねこ達の「にゃごにゃごにゃご!」の台詞が大好き。
今回はえらく堅実に生きているねこ達。のらねこの印象が強かったねこ達だが、今回はちゃんと、山小屋といえど一軒家に住み、魚を捕って干物にして保存食にしたり、えものの捕獲可能なポイントも把握していたりする。ヤマバトの巣、なんていうからには根こそぎ捕ったりしないで長期的視野で狩をしているに違いない。
そんなところにやってきた恐竜の子。
1号は先日テレビでジュラシックパークをチラッと?見てから恐竜に大変興味を持っているらしくて、図鑑を引っ張り出してはこれはステゴサウルス、これはイグアノドン、と片言で読んでいる。
さて、11匹のねこのところに出てきたのは、なんて恐竜なのかしら。
泥沼に住み、首の長い草食竜のような体型。のんびりした性格で結構お茶目。
11匹のねこ達をみんな背中に乗せるとばっちゃ〜ん、と泥沼に飛び込み、11匹のねこ達をヒ〜ッな目にあわせたりする。リンゴの木を持ってきたからリンゴや木の葉が主食なのかな、と思うとねこ達の魚の干物を根こそぎ持ってっちゃったり。つーことは魚も食べるのかな???
今までの他の作品と違い、えらい計画性を持った生活をしていたねこ達が、大事な保存食をとられて怒る、怒る。
きっちりし返しはするけど、でもホントは恐竜さんが好きだったんだね。
ちょうど近所の悪がきに「こらぁっ」って言ってるようなものかな。
? posted by Yumikoit at 08:55 am
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2005/1/26
おうちある?
「これ、おうち、あるね〜」
という2号。
レンタル屋に行けば、家にあろうがなかろうが、家で一度でも見た記憶のあるビデオは全て
「うぉ!これ、おうち、ある!」
と騒ぐ。
昨日、私の咳が止まらないので近所の内科に2号を連れて薬を貰いに行ったんだけど。
ちょうどお昼時で、待合室のテレビでNHKのお昼のニュースが始まった。
ニュースのオープニングを見て2号が大きな声で
「おかーさん!これ、おうち、あるね!」
…ニュースのビデオなんて撮ってるわけないだろう!
待合室の他の患者さんの失笑が、少し恥ずかしかった…。いや、ほほえましいって顔で笑ってくださったんだけど…。
? posted by Yumikoit at 05:23 pm
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しあわせになりたい研究

出版社 大和書房
発売日 2003.08
価格 ¥ 1,260(¥ 1,200)
ISBN 4479670572
「ほんとはxxなグリム童話」とかなんとか、流行ってた頃があるけど。
こちらは4編のむかしばなしを現代風に、五味太郎風に読み解く。
「シンデレラ」
一方的にどんな意地悪を、シンデレラがされていたのかを色々想像する。
多分したと思います。したに決まってます。と言い切る辺りが五味太郎のいい味が出てる。
でも、舞踏会だのなんだのという前に、それらの「ふしあわせの積み重ね」に対して魔法使いが何とかする意思があれば…と一刀両断。
そりゃ〜そうだよね。継母や継姉たちが優しくなったり、いなくなったりする魔法があれば、シンデレラは一気に幸せになったはず。
いや、それじゃ「もとの、そこそこ幸せな生活」に戻るだけ。
でもその時点では魔法使いにはそんな気もなければ思いもありません。福祉なんてそんなものです。福祉のありがたさを仰々しく見せつけえる場面が来ないとやらないものです。
というくだりには微苦笑。うんうん。そういうもんだよ、行政ってさ。とか。
重ねて シンデレラ、ひいては「幸せを夢見る女性像」の人格分析を披露。小気味よく、それでいて五味太郎の持ち味を崩さずにシンデレラの夢見がちで一向に幸せに向かって努力しない性格を評する。
「幸せに暮らしました」そんなわきゃ〜ない。
うんうん。そうかもねぇ。
…とこんな感じで、「うさぎとかめ」「アリとキリギリス」「赤ずきん」と展開する。
個人的には「うさぎとかめ」に模された現代風の流行を追いかけまくるウサギ女と、地味にこつこつ日常をまじめに生きて結果的にいつの間にか?ちゃっかり結婚しているカメ女がすごく面白かった。
? posted by Yumikoit at 11:33 am
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