おばけのこもりうた

おばけのこもりうた

〔せなけいこ作〕

出版社 童心社
発売日 2003.07
価格  ¥ 840(¥ 800)
ISBN  4494001589
★★★☆☆
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えーと、買ったのはずいぶん前なんですがしまってました(笑)
で、1号に先日「にほんごであそぼ」のカルタをねだられるままに買ってやって(欲しかったのは自分かもしれない)、2号には何にもないのはかわいそうだなぁ。あ。あの本、2号にプレゼント、とすればどうかな。なんて出してきて。

ちょうど昼間、一人で退屈そうだったので読んでやる。
子ども達を寝かしつけるおばあちゃんが、ねだられるままに子守唄を歌う。
でもそれはお化けが出てくる子守唄で…。

和紙とか何とかをうまく使ったコラージュで、味わいのある仕上がりになっています。
一つ目小僧、船幽霊(ってなによ)、みこしにゅうどう、よわむしおばけ、一旦木綿、むじな、ながくび。やまんば。九つはちょっと無理やりで雪女。

2号は弱虫お化けのページに出てくる三日月がお気に入り。
ここのところお月様づいてるんだよね。2号。
1号はみこしにゅうどうが気に入ったようです。

二人とも、2回、3回とねだる絵本でした。

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昼寝をしない2号

冬休みから、2号が昼寝をしなくなった。
1号が家にいると2号は
「ボクが寝ている間に何か楽しいことするんだろう」
と思うらしく、断固として寝ない子だったが。拍車がかかっていた。
しかもこちらも1号の体力を発散させるために適当に午前午後とも予定を入れちゃったりするので、ましてや2号が寝ない。

勿論、寝不足になるので夕方6時ころから寝てしまったり、翌朝起きられなかったりするわけなんだけどね。
それでも体力ついてきたもんだなぁ。

で、冬休みが明けたわけだからきっちりと2号に昼寝をさせてるかっていうと…させてないんだよぉ。これが。

理由はいくつかある。
2時半に幼稚園にお迎えに行くわけだからそれまでに起きてほしい。
しかも冬の北陸の気候。雨が降っていたり雪が積もっていたり。
とにかく天気が悪い。だからベビーカーや自転車は無理なことが多い。
だから2時には「しっかりと目を覚ました状態で」「歩ける状態で」起きていてほしい。

っていうと、12時とか11時とかに寝かせないとダメなわけ。
できれば午前中、1号を幼稚園に連れて行った帰りに1時間くらいびっちりと遊んで。それでも11時になんて寝やしない。
しかも冬休みに一日中遊ぶことを覚えてしまった2号。
私が寝かせようとすると
「いやー。起きるー」
と起き出してしまう。

かといって、2時半のお迎えのあと寝かすとすると。
天気がよければ1号は園庭で遊びたい。これに付き合うと普通4時までかかる。帰ってからお昼寝…絶対に無理!

よくあるタイプなのが。寝かしつけてる間に寝ている2号を家において、即効で1号を連れ帰るパターン。これは怖いんだよね。

1号をなだめすかせて3時までに家に帰る。おやつ食べさせてそれから寝かしつける…。まず1号がいれば2号は遊びたくって遊びたくって寝ようとしないし。万一寝てくれたとしても。絶対に昼寝した2号は夜9時になんて寝ない!

てな感じで。
結局は親の都合で寝かさない。私が面倒くさいってのも大きいんだけど、2号も昼寝したがらないしで、今年に入ってからろくすっぽ昼寝をさせていないわけ。

ためしに?昨日飼猫氏が昼寝させてたけど。
やっぱり夜寝ないんだよねぇ。布団の中で1号と2号が遊びだしちゃう。

…かといって昼寝させないと週の半分は6時ころに寝てしまうわけで。風呂に入れられないなぁ。ううむ。
というわけで今日も6時ころ大泣きして夜ご飯を食べてから寝てしまった2号。さて、明日こそは風呂に入れて髪の毛を洗ってやらないと。

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ちまちま更新

いや、このItofamilyLink じゃないんだけど。
まぁ飼主日記の、書影関係をやっと全部ローカルに設定しなおしたので。

ここのところはずっと、仕事とか裏サイトとか色々。
でも裏サイトはまだまだ沢山溜まってるな。1年分くらい?
シロッポ日記の写植貼りも結局していないし。溜まってるよー。ひー。ごめんよー。Akitsu〜。
あ。今月はkknoteの更新が結構ハードじゃなかったっけ。できるのか?<自分。

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不健全な精神だって健全な肉体に宿りたいのだ

不健全な精神だって健全な肉体に宿りたいのだ

菅野彰著

出版社 イースト・プレス
発売日 2004.04
価格  ¥ 1,260(¥ 1,200)
ISBN  4872574451
★★★☆☆
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ここのところ、こういった体当たりエッセイが続いているなぁ。
この本は「海馬が耳から駆けてゆく」が結構面白かったので読む気になったんだけど。

エッセイにストーリィも何もあったもんじゃないかもしれないが。
ストーリィとしては大体3つの大筋。

ひとつは「結婚への道」
とはいっても恋人がいるわけでもなく、ただご縁がありますように、という感じで、エステに行ってみたり運命をみてもらいに占い行ってみたり。なんてーのか、出会いを求めるってこういうことなのかなぁ。それが菅野彰独特の語り口で、求めても求めても縁は仕事の方へ逃げていくのか?
30前の連載では「崖っぷちからこんにちわ」だったのが、30過ぎてしまったら「崖の下からこんにちは」…うう〜む。人事だから笑える人生ってやつ?
ひとつ言えるのは、「29歳崖っぷち、結婚への道」なんぞという連載をした女と、結婚したい気持ちになれるのか。
第一回目にして真髄をつく著者の言葉。全てこれに尽きたりして。

そして二つ目のテーマ。「人生80年修行の旅」
勿論、大体の平均寿命ってったら80年くらいでいいと思うんだけどー。
修行の旅って言ってるわけだから30歳やそこらで、ちょいちょいと連載ついでに修行したからといって人生80年分の悟りを開けるわけもなく。そこが著者の面白いところなんだけどね。
断食やら前世体験をみて貰ったりー。人間ドックにいったかと思うと、魔女修行なんかもやっちゃうところがどっかスポンと何かが抜けてると思う。
オーラソーマ、のところで自分の人生をあらわす色のついたビンを自分で選び、どれを選んだかによって分析してもらう、という体験があるんだけど、それで本人もビックリ、の分析があったのはちょっと面白かったり。

そして表題の「不健全な精神だって健全な肉体に宿りたいのだ」
「人生80年修行の旅」辺りから段々危なくなっていった路線が、ますます磨きがかかる。
少林寺気功、ダイエット。漢方、補正下着。ハリウッド48時間ミラクルダイエット。
気功にしたところでダイエットだって、漢方だって。ひとつのことを極めてこそのもんだろー。それを1,2回体験してみてすぐに止めちゃうっていうかそういうところで既に「不健全な精神」…んぷぷ。
あちらこちら浮気しつつ。でもやっぱり「健全な肉体に宿りたーい」
うんうん。そうだよねぇ。

とはいうものの、私自身にしたところで心身ともに健康とはいいがたいけどね。一回整体マッサージとか受けてみたいなーと思いつつ。まだなんとなく敷居が越えられないでいたりする。

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無口にパンを食べる

昼頃買い物に出かけたので、ついでにベーカリーでパンを買ってきて、お昼ご飯はパン。
2号は帰りのクルマの中で寝てしまったので、起きてから食べさせることにしてまずは3人でパンを食べる。

1号が選んだのは、チーズがパリパリの薄いおせんべいのようなパン。最近これに凝ってるんだよね。しかしなかなか歯が立たないらしく、一生懸命パンを齧る。
飼猫氏が選んだのは、チーズの角切りののった小型のフランスパン。やっぱり硬いらしく、しっかり噛みながら食べる。
やっぱりチーズののったパンを食べながら、私だけべらべら喋るもんでもないなぁ。としばらく、誰も喋らないまま黙々とパンを齧る。

飼猫氏が一言。
…まるでアイゼナッハ家の食事風景だなぁ。

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ピッピのなにがみえるかな

ピッピのなにがみえるかな

わたなべよしえげんさく・いとうかよえ

出版社 広島テレビ放送
発売日 2003.11
価格  ¥ 1,029(¥ 980)
ISBN  4902024187
★☆☆☆☆
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1号に読んだんだけど星の数が少ないのは、ちょっと対象年齢が低すぎる気がしたから。2号に読んでやるならちょうどいいみたい。

可愛いひよこのピッピ。目をこすりながら歩いている。目の前にピンクの扉が半開き。その隙間になる部分はページの一部が切り取られていて、代わりに透明なシートが貼ってある。次のページの一部が何かが見えている。
ページをめくると…朝ごはんがのったテーブルとお母さん。

…という具合にページの一部の開口部から次のページがかいま見える絵本。
開口部からページが壊れないようにセロファンのようなシートが貼ってあるところが子どもにも安心して与えられる感じ。
障子の破れ目、ドアの鍵穴…そしてそれらとセットになっておとうさんやおかあさんに「おはよう」「ごめんなさい」「おかえりなさい」などのご挨拶がセットになっている。

1,2歳児向けかな。

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チンチンでんしゃのはしるまち

チンチンでんしゃのはしるまち

横溝英一さく

出版社 福音館書店
発売日 2002.03
価格  ¥ 880(¥ 838)
ISBN  4834018180
★★★★☆
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チンチン電車。私が今まで住んでいた地域には、あったことがない。
でも絵本をめくると、電車よりも気軽に、バスよりも身近に乗って町の中の好きなところにいける、そんなチンチン電車の存在が感じられる。

舞台は長崎の町。チンチン電車の一日を追う。
早朝の車両点検。今日は2号に読んだんだけど、これ1号に読んで聞かせたときには一番大喜びしそうなシーン。
朝の通勤通学の混雑。自動車と並行して走る様子。停留所で待つ人たち。高台にある公園から見渡す電車と線路の様子。

今はもうだいぶ、チンチン電車もなくなっていく方向にあるのかもしれないけれども、チンチン電車の町に住んでみたいな、と思わせる一冊。

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みかんを食べよう

昼食のデザートに、みかんを出した。普段から顔までみかん色に染まりそうなほど、みかん好きな2号。
「みかん〜!!!!」
…めり。ヘタのすぐ脇のところに親指を入れて、皮を持ち上げてやる。
でも剥かない。皮を数センチ剥いて浮いたところで、2号の目の前に突き出す。
2号が指でつまんで…。ちぎる。
そのヘリをまた私が少し持ち上げて、剥きやすくしてやる。2号が引っ張ってちぎる。
かくして、3センチかそこらの皮の端切れが沢山できる。

その間に1号はどんどん皮を剥き、自分の分を食べ始める。

皮を剥き終わったみかんを、房を割らないで2号に渡す。
少し前までは、半分に割ったあと、房を割りやすくほんのちょっとだけ房と房の間に隙間を割ってから、渡していたものだけどね。
今は2号も、皮さえ剥ければ何とかみかんも一人で食べられるようになった。

1号はしばらく普通にみかんの小房を、薄皮ごと食べていたが。
半分ほど食べたところで、薄皮の端っこにかぶりついて少し穴を開けたあと、チューチューと吸う食べ方をはじめた。
我が家では誰もやらないんだけどね。いつの間に覚えたかな。
「あのねー。幼稚園のN先生はこう食べるんだよ!」
あ。やっぱり。幼稚園で覚えてきたのか。

じゃあ、ちょっと貸してごらん。
一房貰って、三日月の形をした小房のそれを、ちょっと齧ってからひっぱって薄皮を剥く。めり。
扇状に現れる内側のみかんの身。
薄皮を外側に引っ張ったまま、「ここ、齧って食べてごらん」と渡す。
喜んで食べる1号。

でも1号としてはN先生な食べ方が気に入っているようです。
色々試してみようね。1号。

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お月様と1号

お友達の家でたっぷり遊んで、夕方帰ってくる。
薄暗くなった中を自転車を漕いでいると、空にきれいな三日月。
「おぅちえぱぱ!」
と2号。
「おつきさまだー♪」
と1号。

ちょうど月を左手に見て自転車を漕いでいるので、両脇の家並みを通り過ぎるたびに月が家に隠れる。
「おうちぇぱぱ、みえない〜」
家が切れると
「おうちえぱぱ、ぃえた!」
そうか、見えたか。
…の繰り返し。ホント2号はお月様が好きやね。

1号はというと
「お月さま、ずっとボクについてくるよー!」
「そっか。1号のことが好きだからついてくるのかな?」
「ちがうよー。きっとおうちえぱぱの2号が好きだからついて来るんだよ!」
…そーかそーか。

「あのさー」
と1号が続けて言う。
「このお月さまは、クルマの中で見たお月さまとは違うねー」
違うの?どう違うのよ。
「このお月さまは、なんて月ー?」
月は月でしょー?
「このお月さまはねー。14の月って言うんだよ!」
じゃあクルマの月とは別物の月で、別の名前がついているんかい。
「そうだよ〜!でね。車から見たのは、12月に見たから12の月なの!」
…あのぉ。で、クルマの中から見た月とはどう違うの?
「だって、クルマから見た月はもっと丸かったよー」

ポン。ああ。そうか。あの頃は半月だったよねぇ。今はかなり細い三日月だからか。
なるほどにぃ :o

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めだか―どきどきしぜん

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吉崎正巳さく

出版社 福音館書店
発売日 1993.04
価格  ¥ 880(¥ 838)
ISBN  4834011976
★★★★☆
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めだか。もう自然ではなかなか目にすることはないとも聞いたことがある。
あ、お友達の家では飼ってるのかな。でも「これがめだかよ」と言われなければ見分けられない気もする。かなり自信がない。

子どもはどうなのかな。色々なお魚を普段から見ていなければやっぱり見分けられない気もするけど。

水の中で群れて泳ぐ様子。浮き上がってきたドジョウにビックリしてパッと散る様子。捕まえて水槽に入れる。夜は水槽の底近くに静かにしている。寝てるのかな?昼間は水面近くに。

絵本の中には、めだかがなにやら食べる様子は出てくるけれども、何を常食としているのか、どんなエサで飼えるのかといった話は出てこない。オスとメスの見分け方も。これ、見分けられる人は絵を見たら見分けられるよね。きっと。
番う様子。卵を水草に産み付けて。
卵の中。卵胞の様子が日を追うごとに変わっていく。

1号が五日目の卵、というのを指差して
「うお〜っ。めだまぁ!」
と言う。うんうん、はっきりと目玉がうつってる。これ、実物は目玉がぎょろぎょろ動いたり、卵の中で身体が動く様子が見えるんだよ。と言うと目をくりくりさせて喜ぶ。

こういうのはやっぱり、ホンモノ(テレビでもいいけど)見せてやるとすごく納得できるものかもしれないなぁ。

? posted by Yumikoit at 10:26 pm pingTrackBack [0]

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