お見送り

毎朝、「いないいないばぁっ」を見てから幼稚園に送っていく。
1号は、最近、たくさん歌を歌うようになり、幼稚園に行く道すがらもカッパを着てカサをさして、「どんぐりころころ」や「やきいもやきいもおなかがぐー!」や、絵本の中に出てきた「ぶたぶたぶたろ〜」とか片っ端から歌っていく。
♪ぶたぶたぶたろ〜Link 」は、図書館で借りた本だったんだけど、1週間以上前に2,3回読んだだけなのに歌を歌っているシーンの周辺の台詞まで一緒に言うので結構ビックリ。

帰りには、おんぶしている2号が背中で
「う〜、う〜、う〜」
と機嫌のよいうなり声を出している。

お前も歌っているつもりかねぇ。

? posted by Yumikoit at 10:34 pm pingTrackBack [0]

 

らんちた〜ぃむ!

幼稚園の給食を見学というか、試食させてもらう。
1号の隣に一緒に席を作ってもらい、2号と私の分もランチを用意してくれた。

キャロットご飯と、お味噌汁。鳥のから揚げ。きな粉をまぶしたおいも。青菜のおひたし。みかん。ゼリー。
10月の子供達のお誕生会という事でちょっと豪華。

おはしやスプーンは、子供達はそれぞれ自分のを持参している。
1号は、いつも家ではまだ、おはしを使えずにスプーンやフォークで食べているんだけど。
今日はみようみまねで、おはしを試行錯誤して使っている。
しかしこういうピラフ飯では、スプーンの方が使いやすかろうに。

…おぃおぃ。両手に一本ずつおはしを持って振り回すのはやめなさいぃ!…と言いたい気持ちを、一応先生も見ていることだしはじめて自分で使おうとしているのだからと言葉を飲み込んで眺めている。
でもまぁ、ごちそうさままでにちゃんと食べられたみたい。

2号もあっというまに平らげて、おいしかったみたい。
よかったねぇ。

? posted by Yumikoit at 10:32 pm pingTrackBack [0]

はみがきはみがき。

歯磨き

先日歯磨き用の踏み台を作ってLink 以来、2号が歯磨きの度、大きな顔をして立って歯磨きしてる。
1号と一緒に洗面台の前に立ち、歯磨きをして、終ると仕上げ磨きには泣いて抵抗するものの。仕上げ磨きが終ったあとには、1号が口をゆすぐ時に一緒に水を飲まないと気がすまない。

ううむ。こうやってなんでも1号の真似をするようになるのねぇ。しみじみ。

? posted by Yumikoit at 10:36 pm commentComment [2] pingTrackBack [0]

 

石のししのものがたり

大塚勇三再話・秋野亥左牟画

出版社 福音館書店
発売日 1992.10
価格  ¥ 840(¥ 800)
ISBN  4834011895
★★☆☆☆
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「こどものとも」シリーズ。
幼稚園から1号が借りてきたんだけど、いつもながら趣味が渋いぞ。

ストーリーは、利巧でケチな兄とお人よしで優しい弟がいる。
兄貴は、弟が邪魔になったので家から追い出した。弟は、山の奥に獅子神様がいるのを見て、お供えをして無事に暮らしていけますように、とお祈りをする。獅子神様が「桶を私の口にあてがったら金を出してやる」といって弟は金をたくさんもらう。この様子を見てけちな兄貴は、たくさん金をもらってやろうと教えてもらったとおりに獅子神様を呼び出し、金をねだるが、欲張りすぎて失敗してしまう。というおはなし。

しかしなんですな。この手の話は必ず兄弟のうち、末っ子がいい目を見ると決まっている。長子の1号には、ちょっと可哀想かも。うははは。

? posted by Yumikoit at 09:04 pm pingTrackBack [0]

 

ドナの結婚

ドナの結婚

ドナ・ウィリアムズ〔著〕・河野万里子訳

出版社 新潮社
発売日 2002.03
価格  ¥ 2,310(¥ 2,200)
ISBN  4105268031
★★★★★
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「自閉症だった私へ」のドナ・ウイリアムズの手記。第3弾。

周りを見る。周囲が空間と認知でき、ここは私の部屋。ここは、知らないお店。こちらは…と認知できるときの、身体メカニズムの複雑さ。

身体とはとても複雑なメカニズムを有しており、「ただ目が見える」「ただ、耳が聞こえる」というのだけでは世界を認知することは出来ないと知る。そうして、それが実にもろいものであるという事も。

また、他でもない「自分が欲している」とはなんだろう。
今自分が選んだものが、「CMなどで刷り込まれて朝ごはんに食べるべきものと思っている」ものではなく、他でもない「自分が」食べたいものだと何故判るのだろう。
たとえ、認知世界に問題がない、あるいは問題がないと思ってずっと生きてきた私たちにさえ、本当にわかっているとは言いがたい。

本書内にあるイアンとのつながりは、彼女にとって本質的なもので本当に彼女自身が欲しているのだ、とわかる。必要としているのだ。ということも。読んでいてとてもすがすがしく、微笑ましい。
エピローグを読むと、このつながりは長くは続かなかったようであるが、彼女のこの結婚は不幸ではない。なんて素晴らしい結婚だったのだろう。

2作目、3作目となるに従って、また自閉症の別の側面というか、明らかになってきたように感じる部分もあります。

3作目の中で、ドナとイアンが、新しいメガネを作成するシーンがあるのですがあるカラーパターンによるレンズを作成した時、「初めて空間を空間と認識し、向こうから世界が飛び込んできたように思う」シーンがあります。これが、「世界」だったのだと。

私も、彼女はとても頭のよい人であると思います。
しかし頭がよいだけでは、今の彼女はありえない。彼女の心に深く流れる強い願い、幸せになりたい。(自分にとっての)真実を知りたいという強い欲求が、彼女を困難に向かわせ、向上させようとしている気がします。
あ〜、なんか、うまく言えなぃぃ。

? posted by Yumikoit at 11:35 am pingTrackBack [0]

 

ローワンと伝説の水晶

ローワンと伝説の水晶

エミリー・ロッダ作・さくまゆみこ訳・佐竹美保絵

出版社 あすなろ書房
発売日 2002.01
価格  ¥ 1,470(¥ 1,400)
ISBN  4751521136
★★★★☆
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ローワンシリーズ第3段。
1冊目に比べるとローワンくん、しっかりしてきたなって感じ。
彼もまた、水晶に触れて何を得たのか。
お母さん助かってよかった〜。
一気読みでした。

? posted by Yumikoit at 11:34 am pingTrackBack [0]

フォークを持ってみる。

2号の食事。
パンやスティック状に切った茹で野菜を手に持たせると、ちぎっては握り締め、ちぎっては落とし。食べることもあるけど。

せんべいは両手に持って食べる。

スプーンに、つぶしたジャガイモなどを塗りつけても足せてみる。一応舐めるが、不思議そうにもう片方の手で塗りつけたジャガイモなどをいぢって床に落としてしまうことも多い。

フォーク。お、意外と食べるぞ。

人参やうどん、ジャガイモ。揚げたカボチャなど。
一口大に切って、フォークに刺して皿に置いてやる。
空の皿や、手づかみできるように一つ二つだけ茹で野菜などを置いた皿はひっくり返すけど、フォークに刺した食べ物があるときには、先にフォークを握る。で、食べる。
よしよし。

2号は手づかみよりもフォークが先かな。にやり。

? posted by Yumikoit at 10:38 pm pingTrackBack [0]

 

ごきげんななめのてんとうむし

ごきげんななめのてんとうむし

エリック・カールさく・もりひさしやく

出版社 偕成社
発売日 1998.12
価格  ¥ 1,575(¥ 1,500)
ISBN  4034252901
★★☆☆☆
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1号はてんとうむしが大好き。だからこの絵本を図書館で選んだと思う。
エリック・カールの作らしく、階段状にページの大きさが変わる仕掛け、右上の時計の模様。こういうさりげない仕掛けが、最近時計の読み方に興味がある1号には嬉しいらしい。

ストーリー的には、機嫌が悪くて自分に自信がなく、誰にでもけんかを吹っかける主人公のてんとう虫。
私としては、ホタルやはらぺこあおむしの話の方が、可愛らしくて好き。

? posted by Yumikoit at 09:13 pm pingTrackBack [0]

みぎとひだり、いたくない?

いつも靴の右左がわからなくなると
「みぎとひだり、いたくない?」
と訊いていた1号。

今日朝幼稚園で、先生に
「お靴の右と左、判るかな」
と言われて迷いもせずに直していた。

そうか。もう判るようになったのか。
そういえば確かに最近訊かれなくなった。
こうやって1号言葉も段々なくなって行くのねぇ。
ちとさびしぃ。

? posted by Yumikoit at 10:40 pm commentComment [2] pingTrackBack [0]

 

ラ・タ・タ・タム

ラ・タ・タ・タム

ペーター・ニクル文・ビネッテ・シュレーダー絵・矢川澄子訳

出版社 岩波書店
発売日 1989
価格  ¥ 1,680(¥ 1,600)
ISBN  4001105705
★★★★★
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もう10年くらい前になるけど、イラスト雑誌の「MOE」に紹介されて以来、哀しげで深みのある色使いに魅せられて、絵柄が好きでずっと読みたかった絵本。<1号じゃなくて私が。

ちっちゃくて真っ白いお嬢さんの機関車。
作ってくれたマチアスと引き離されて、工場長の家の庭にすえつけられたけど、マチアスに会いたくて逃げ出した。

表題の「ラ・タ・タ・タム」というのは、機関車の走る音らしい。口に出すと優しく響く気がする。
最初は気乗りしなかった1号も、1回読み終わるともう一回読んで、と言った。

? posted by Yumikoit at 09:15 pm pingTrackBack [0]

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