きりのない話

朝ごはんのパンのお代わりの所望。

「ボク、パンを2回切ったのに、チーズ載せて」
うむ?パンを二回…
「あぁ。4分の1枚ね」
「よんぶんのいちってな〜に?」
「パンを4枚に分けたうちの1枚だけ、欲しいんだよね」

新しい概念だったのか、それから調子づく1号。
「じゃわじゃわ、3分の1は?」
「じゃわぁ、5分の1は?」
「じゃわ、3分の2は?」
と延々続く。
10回も付き合って、あとはご飯が進まないのがわかりきっているので「ええい!やまかしい!」と話をぶった切る。

おかげで幼稚園に出かけるのが遅くなったじゃないか。

幼稚園に行く途中の道で、自分の帽子を手に取りながら
「これは、青色っていうの?」
「こりゃ紺だな」
「こん?こんってな〜に?」
─ そういや今まで全部この子は「あお」だったかも。
「薄い青は、水色っていうでしょ。濃い青は、紺っていうんだよ」
「じゃわ、赤の薄いのは?」
「─ ぴんく」
「赤の、濃いのは?」
「深紅、かなぁ」
「じゃわじゃわ!白の薄いのは?」
「白に薄いも濃いもないだろう。
  (いや、厳密にいうといろいろな白があるけど)
 灰色の濃い、薄い、白、黒…」
「銀色の薄いのは〜?」
「銀色の薄いの!」<段々いい加減になってくる。
「じゃわ、この色は?」
「ナス紺」
「じゃわ〜、この色は?」
「えーと。シルバーグレー?」

ええいっ、ほんとにあんたの話はキリがないっ!

? posted by Yumikoit at 08:57 pm pingTrackBack [0]

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