まる・さんかく・しかく

坪田 耕三 / 川村 易
太平出版社 (1994.5)
ISBN : 4803132054
価格 : ¥1,365
★★★★☆
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淡いグリーンの表紙、丸みのあるデザインのタイトル。
顔が沢山描いてあるコンパスが、表紙に沢山デザインされている。

中は、海の中に浮かぶ町の島。
最初のパラグラフは、四角を基調にした町の絵。海のしぶきまで資格をうまく使って描いている。
工事のおじさんたちが鉄骨を運んでくる。─ 1,2,3,4。
四角を作るのは、4本の鉄骨が必要。
更にそれを組み合わせてはしごのようなものを作る。

次はマルを基調にした町。
工事のおじさんたちは、うまく鉄骨を丸めて溶接している。
丸を作るのは、ひとつの鉄骨でいいけど、ちょっと工夫が必要なんだね。
オリンピックのマークのような、面白いものを作る。工事のおじさんたち、出来たできたと万歳。

三角の町は…。とつづく。

最後に、それぞれのおじさんたちが作った四角のはしごのようなもの、まるで作られたオリンピックのマークのようなもの、三角のはしごのようなもの…で、それぞれの島に橋がかかる。

みんな行ったり来たりできる。おもしろ〜い。


全てのページでは、全く台詞や文章がない。
しかし、工事車両や鉄道が大好きな子ども達、ブロックなどでいつも「町」を作って遊んでいる子ども達には絵本でやっていることがとても面白く感じられたらしい。
この手の算数/図形認識絵本というのは結構あるけれども。
結構この本は「当たり」だなぁ。

? posted by Yumikoit at 10:24 pm pingTrackBack [0]

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