文庫当番

1号の幼稚園は、週に2冊ずつ絵本を貸し出してくれる日がある。
その貸出し処理はお母さん方が交代で担当することになっているんだけど、私は今日が当番の日。
以前から日程表が配られていたんだけど、幼稚園のお知らせが書いてある黒板を昨日見るまですっかり忘れてるし(^_^;)

降り出した雨に難儀しながら幼稚園に着くと、今日の担当のお母さんの中で一番遅く着いている私。どひゃ〜。
早速、絵本の返却処理のお手伝いを始める。

2号は目の前に山と詰まれた絵本に興味シンシンで、絵本を片っ端から手に取ろうとする。ええいっ。その箱から絵本を出されると、返却処理した本かどうか判らなくなるだろっ!とイエローカードを出す。
ちとぐずる2号。そういやまだ昼寝してないしねぇ。

返却作業が終わると、今度は貸し出し処理。
絵本箱に絵本を詰め込んで、ホールに敷いたシートの上にずら〜っと絵本を並べる。
一面に並べられた絵本の表紙を眺めながら、園児たちは好きな絵本を2冊選んで、借りるって訳。
一応絵本は偏らないように、ブロックで分けて毎回同じ絵本が出されないように配慮されているらしいと知って、フムフムと納得。

選んだ絵本を抱えて園児たちは貸し出し窓口に当たるお母さんに渡す。担当のお母さんは、絵本から貸し出しカードを抜き取り、園児の貸し出し手帳に挟んで絵本と一緒に園児に渡す。園児はその貸出し手帳を、今度は記入担当の私たちに渡す。すると私たちは貸し出し手帳にこの園児がどの絵本を借りたのか、記入して預かる、という手続き。

広いホールで2号はやりたい放題。時々飽きると、私のところに来て鉛筆を握ろうとしたりする。
「おかーさんは今、幼稚園のお仕事だから、2号は絵本の見回りを頼むよー」
と口からでまかせ?頼むと「よしきたっ!」とばかりに2号は得意満面でまた遊びに行く。挙句の果てにステージに上がってステージの幕をくぐって遊ぶは、結構な暴挙。
ううむ。でもまぁこちらの仕事の邪魔はしていないし。見てみぬふり<おぃ。

1号のクラスの番になった。
1号もやってきて絵本を選んでいる。今週はどんな本を読まされるんだろうなぁ。…うっ。こんなの?…いやいや。何も言うまい。

そういや、朝1号に
「1号。今日お母さん文庫当番だから、幼稚園に行くよ」
と言うと思いのほか、嬉しそうな1号。理由を訊くといつ自分のお母さんが来る番なのか、楽しみにしていたらしい。ふぅん。そんなものなのかな。

? posted by Yumikoit at 04:30 pm commentComment [2] pingTrackBack [0]

この記事に対するコメント[2件]

1. 安 — October 20, 2004 @17:00:12

こんにちは。文庫当番お疲れさまでした。
うちの娘の幼稚園でも金曜日に1冊借りてきます。「何でこんなの…?」という本ばかり。何でなんでしょうね。
私も役員の仕事などでよく幼稚園に行きますが、娘も「今日、幼稚園に行くよ」というと大喜びします。安心するんですかね??

Owner Comment Yumikoit  October 21, 2004 @13:57:07

こんにちは。安さん。
それにしてもビックリするのは、子どもが本を選ぶ速さ。
私などはタイトルを見て、著者を見て、表紙を眺めたりあとがき読んだりして1冊選ぶのに時間がかかるのに、子どもはホントあっという間に選んできますよねー。
面白かったのは、たくさんある絵本の中から同じタイトルの本を2冊選んで、借りる子がいるってことでした。選ぶこと自体がパズルのようで面白いのでしょうね。

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