盗まれた記憶の博物館

盗まれた記憶の博物館 下

ラルフ・イーザウ著・酒寄進一訳
 出版社 あすなろ書房
 発売日 2002.10
 価格  ¥ 1,995(¥ 1,900)
 ISBN  4751521276
★★★★☆
[AmazonLink |bk1Link ]

下巻では、オリバーが「記憶の世界」に言ってしまうと同時に双子の姉ジェシカの持つオリバーの記憶が消えてしまう。

ジェシカがミリアムと共に、オリバーの記憶を取り戻して、父とオリバーを助けだせるのか。
クセノールの本当の名前を探し出すまでに遺された時間がどんどん過ぎていく感じがスピード感を盛り上げているなぁ。

「ネシャンサーガ」に比べるとスケールは少し小さくなったような印象は受けるけれども、インターネットを駆使してジェシカがどんどん謎を解いていく過程とか、一つ一つの「忘れられた記憶」のピースがはまっていく様子とか一場面一場面を楽しめた。

ネタばれになるけど、最後のシーンでツップフの思い出の断片が出てくる。アレはちょっと心に残るいいシーンだわ。

? posted by Yumikoit at 08:01 pm pingTrackBack [0]

この記事に対するコメントは締め切られています

<< 2004.10 >>
SMTWTFS
     1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31       
 

読書メーター
Yumikoitの最近観たビデオ

Itofamily.com Home
T:16089 Y:26173 Total:1833981 Online:55615