ぼくの村にサーカスがきた

ぼくの村にサーカスがきた

小林豊作・絵

出版社 ポプラ社
発売日 1996.11
価格  ¥ 1,260(¥ 1,200)
ISBN  4591052060
★☆☆☆☆
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素朴な絵。楽しそうなタイトル。

収穫が終わったアフガニスタンのある村が舞台。
収穫祭にあわせてサーカスがやってくるらしい。
手作りのような原始的な回転ブランコや観覧車。
サーカスに合わせて突然笛を吹き出して、舞台に上がる村の少年。主人公の友達。

サーカスの翌日、少年は言う。
「ぼく、サーカスと一緒に行くことになったんだ」
戦争に行って帰ってこない父親を探すのか。

冬が来て、雪が降る。
戦争がやってきて、この村も四散した。今はもう誰もいない。

タイトルの割りに重いテーマだな。
1号はまだ戦争、という言葉を知らないかもしれない。
読後、感想を聞いたところ
「たのしかった」
と言った。サーカスのシーンに対しての感想かな。
2年位してからもう一度読んだらどんな感想を持つのだろうか。

? posted by Yumikoit at 09:47 pm pingTrackBack [0]

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