1号 0歳 5ヶ月−水腎症4 手術

3回目の入院は、BCGを受けた翌日にやってきた。
風邪気味だったし、大丈夫であって欲しいと思いつつの採尿は、素人目にもわかるほどの白濁。一面に澱。

あ〜。これはだめだなぁと、尿検査の結果が出る前に飼猫氏に「入院になりそうだよ」と電話したくらい。

案の定、白血球数1万以上。尿路感染症の再発である。
即入院。手術を覚悟する。
入院2日目
熱が下がる。
入院3日目
予想通り手術を勧められる。
まず尿路感染症を完全に治してから、手術のスケジュールとなる。
おりしも、11月末。
尿路感染症が治るのに通常2週間みているので、早くて手術の日程は12月中旬。

手術は、膀胱と尿管をつないでいる付け根をいったん切り離して、もう一度つなぎなおして、尿の逆流を治すものである。
術後 尿管が浮腫んで排尿が困難になる期間があるそうで、これを回避するために術後しばらくの間、尿管に管(ドレーン)を通して導尿するのだそうである。

ドレーンが取れて退院となるのは、年明けを覚悟しなければならないのか。
入院7日目
尿から雑菌が消える。

ちなみに尿路感染症の原因となった雑菌は、エントロバクターとかいう腸内細菌だったらしい。
前回の尿から検出されたMRSAは今日はなくなっていた。
手術を控えているのでほっとする。

一方、便が乳白色になってきた。
院内でロタウイルスが流行っているとのコト。
ただ点滴も入っているし、食欲もある。心配はなさそう。
入院11日目
このころ、手術の術前検査としてレントゲンや心電図などを色々とっている。

心電図は特に、泣くとうまく取れないらしい。心配したが、うまい具合に泣かず、一発で検査オッケイ。
入院12日目
 逆流の検査。

私も放射線防護の衣服?を着せてもらい、検査に立ち合わせてもらう。
検査中、放尿があると逆流の様子がよくわかって、いいらしい。検査終了直前に放尿。よしよし。

点滴のついた方の手が、わずらわしいらしくいつも舐めている。
おかげで差し替えが頻繁。
生後5,6ヶ月は、手足の脂肪も厚いので、挿す場所に苦労するらしい。
入院18日目
手術当日。

 授乳は早朝3時まで。
 糖水を朝6時まで。
 7:00 導眠剤などの薬。少量の水。
 8:50 手術室入室。

昼過ぎまで手術室から出てこなかったので心配だったが、出てきたK医師がにっこりと
「いやぁ、いつもより丁寧に縫いましたから」
とギャグをかましてくれる。
K医師はこの大学病院の泌尿器科で特に乳幼児の経験が深いらしい。
太くなっていた尿管も多少縫い縮めたということだろうか。一安心。
術後4日目まで
なかなか熱が下がらず心配するが、抗生剤を変えたこともあり、下がり始める。

授乳制限は翌日から徐々に量を増やし、術後4日目に完全に授乳制限がなくなった。
術後7日目
膀胱からのドレーンが抜ける。

オムツへの排尿も順調。
機嫌もよく、よく笑う。
術後2週間
クリスマス翌日。

手術の成果を判定するための逆流の検査。
結果良好。

この頃、私が出産後から抱えていた蓄膿症が悪化。中耳炎になる。
抗生剤服用のため、母乳断念。

まぁ歯も生え始めたし、この機会に段乳、離乳に打ち込むことにする。
1号は別に泣き叫ぶこともせず、平気でミルクを飲んでいた。
術後17日目
病院の仕事納めの日に退院。

? posted by Yumikoit at 07:07 pm

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