親ができるのは「ほんの少しばかり」のこと

親ができるのは「ほんの少しばかり」のこと


山田太一著

出版社 新潮社
発売日 1999.05
価格  ¥ 420(¥ 400)
ISBN  4101018243
★★☆☆☆
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子供は白いキャンバスのようなもので、それにどんな絵が描かれるかは親の責任だ、という説もあるけど、そんなことはない。
生まれた時から子供は他ならない「その子」であってけして思うような絵など描かせてはくれない。

実際の子育てに対する体験談やその他は、今の時代からは理解できない、実践できなさそうなことも多いけれども。
それは子供を育てるという事が、親だけに関係することだからではなくて、環境とか、近所の状態、社会の環境からも影響されるからなんだろうな。育児書に書いてあることは新しいことばかりで役に立たないのと同じで、こういうエッセイも、根底に流れるポイントを押さえないと意味のないことであろう。

? posted by Yumikoit at 12:02 pm pingTrackBack [0]

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