纏足 9センチの足の女の一生

纏足 9センチの足の女の一生

馮驥才作・納村公子訳

出版社 小学館
発売日 1999.04
価格  ¥ 690(¥ 657)
ISBN  409403241X
★★★★☆
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また古い本を持ち出してみる。
清朝末期の天津。類まれな小足ゆえに、名家に嫁ぐ主人公。
美しい纏足の足を持つ彼女の一生。
纏足は悪習でも良習でもなく、それはある地域の文化に過ぎない。
時代の流れと共に風化してしまったが、それは日本の和服の文化や髷といった髪型の文化も同じである。
ただ、その文化の時代の狭間に生きた人たち、特に廃れる側の人間は、悲哀がこもっていると思う。

? posted by Yumikoit at 02:06 pm pingTrackBack [0]

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