お約束なドジ

サティに行ったついでに、隣の公園に行く。
広い芝生は子ども達の走り回る格好の遊び場だし、岩で囲まれた小さな人工池があって、真夏には水遊びをする子も多い。うちの子ども達はまだ登れないけれども、木登りに適当な木もある。

「今日は水遊びはダメだよ。着替えも何も持ってきていないからね」
と言い置いたにもかかわらず、池の近くの岩場を登ったり降りたりしている2号。
飼猫氏とそれを見ながらなんとなく雑談。

なんつーのかさ。私の子どもの頃って、いつも子どもだけで遊びに出て木登りも何でも、親が見たら叱られどおしになりそうなことばかりしていたけどさ。
今の子ども達はどこに行くにも親がついていくから、木登りにしても水遊びにしても、親がつきっきりで教えるか最初から危険だからやらせないかどっちかだよねぇ。
子どもが「叱られる、叱られる」と思いながらそれでも面白くてやってしまって服を泥んこにしたりズブ濡れになったりしてから「しまったぁ!叱られる!どうしよう!」とドキドキしながら家に帰ってくる…で、それを親が「馬鹿やろう!だからダメって言っただろっ!」と拳固で殴り飛ばすみたいなこと。
そういうのも必要だと思うんだけどなぁ。

2号が水場の近くで遊んでいるので、1号もやってきて、二人で難易度の高そうなところを選んで登ったり降りたり。
つるん。2号が落っこちた。
やっぱりねぇ。落っこちると思ったところで案の定落っこちやがった。
さて、泣くかな。泣かないかな。

2号は泣かず、1号も「あ〜あ」という顔をするが、遊び続ける。
てめぇ。そこは「おかーさーん!ぬれちゃった!」とか言いながら戻ってくるところだろうがっ!
2号が戻ってこないので、こちらもなんともいいようがなく眺めている。
そのうち、1号がふと戻ってきて
「ボクは落っこちなかったんだけどねぇ。2号が落っこちたよ」
と言う。
「濡れた」とか「水に落ちた」とは言わないので、「そぉ。落っこちたの」とだけ返事をする。

さて、濡れ方は意外とひどく、まるでお漏らしでもしたかのようにお尻からびっしょりと濡れている。このままではサティでウインドウショッピングもできないし、クルマの中だって濡れるだろう。どうしようか。
とりあえず私だけ一度店に戻って、服を買ってくることにする。
一式を買って戻る。2号をトイレに連れて行って、着替えさせる。
全く悪びれない2号。
ばかもんめ。そこで「叱られるぅ!」とか「あ〜ぁ。濡れちゃったよ!」とかビビらないと叱る方の楽しみも半減するだろうがっ!

? posted by Yumikoit at 09:23 pm pingTrackBack [0]

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