お花屋さんごっこ。

お昼ごはんが終わると、2号が外に出て遊びたいという。
1号は相変わらずホルダーのポケモンカードを並べなおしては見入っている。

今日は畳替えの業者さんが夕方来るから、公園には行けないけどね。
マンションの前で遊ぶならいいよ。
マンションの前の道路は、袋小路の行き止まりなのでマンションに用事のあるクルマ以外入ってこない。まことに遊びやすい環境である。
早速自転車を乗り回す2号。
程なく1号もやってきて自転車に乗り始めた。

1号がふと綿毛のタンポポを見つけてつみとる。
「おかーさん!ふ〜っのたんぽぽ!」
うんうん。よかったねぇ。
また一つ見つけて、私にくれる。
2号にあげた方が喜ぶと思うよ。

はるじおん。夕顔。黄色いタンポポ。
気がつくと私の足元には1号と2号が摘み取ってきた花が並ぶ。
名前がわからないのもあるなぁ。
じゃ、お母さんお花屋さんね。

オレンジ色のケシの花???これどこにあったのよ。奥の裏山?いいの???
赤い色のつぼみ。
「おかーさん、これ、一つしかなかったからおうちの中に飾ってね」
─ ええ〜。飾ってとかいうなら、もう少し茎を長く摘んでこいよ。
全ての花は、茎の長さが1センチ未満。
「ええ〜!そういうことは大事だから早くに言ってよ!」
─ 言ってよって、今はじめて家の中に飾ってよって言ったくせに。

1号はしばらくまた姿を消して、裏山に行ってなにやら花を摘んできた。
あそこ…誰かが花を植えるようなところだとは思わないんだけどね。
こっちは…紫の花。名前がわかんない。
「これはおうちの中に飾ってね!」
あ〜はぃはぃ。ありがとうよ。
でも葉っぱも一緒に摘んでくれた方が、ホントは生けるときに映えるんだけどねぇ。

? posted by Yumikoit at 09:18 pm pingTrackBack [0]

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