超音波エコーと1号

つーわけで去年8月Link今年3月Link に続いて、半年おいてまた通院。
1号の幼稚園は遅刻の予定。2号のプレクラスは今日は休み。飼猫氏にも休みを取ってもらって大学病院に向かう。

今日は超音波エコーが入っているので少し早めに入って待っていると、退屈がる子ども達に、看護婦さん(いや、もしかして検査技師さん?)が少し早めにエコーの機械を見せて検査の説明をしてくれる。
いや、検査自体は全然怖がってないんです。

まずは1号。2号を廊下に飼猫氏と一緒に待たせて、私が1号と一緒に入室する。
1号は「ぬるぬるぺったんのけんさ」をするのでドキドキワクワク。
ぬるん、とプローブがお腹に当たるなり大笑いを始めた。
何を言っても大笑い。
プローブが離れると一瞬笑いを止めるが、「くるぞくるぞ」という期待があるのか、プローブが近づいてくるだけでまた大笑い。
おかげで全然検査が進まない。

ええい。仕方ないなぁ。

1号の笑いが少し止んで、こちらの話が聞けるようになったところで
「1号。笑ってると検査が終わらないから、幼稚園にいけないんだよ」
と話す。ところでE2系はどこの新幹線だっけ。とさりげなく訊くと
「え〜と、はやて号、東北新幹線」
─ じゃ、どこ止まるの?
たちまち東京から順に駅の名前を一生懸命思い出しては数え上げ始める1号。
そういや今日の朝も5時半からおきて絵本見て一生懸命覚えていたもんねぇ。
この隙にどんどんエコーの検査が進む。
腎臓、肝臓、タン臓、順番に見ているみたい。
しかし1号の気をそらすのに精一杯でモニターの画面を覗き込む余裕が既にない(**!)

さて、次は2号。
なんかすごく緊張しているね。キミは。
でも嫌がりもせずに、わーい、と診察台に上って横たわる。
ふと検査の担当の方に訊く。
─ あんなにみんな笑い転げちゃうもんですかね。
「いえ、怖がって泣く子とか、2号くんみたいに緊張して静かにするお子さんは多いですね」
う〜む、やっぱり1号はくつろぎすぎ?
しかし2号よ。あんたも緊張しているのかくつろいでるのか。
静かにしているからどんどん検査が進むのは助かるが、そのままうとうと寝るんじゃない。
話しかけると目を開けた。あ、よかった。寝るなよ。

…というわけで、「こねこづくしLink 」にも書いたけれども、二人とも経過がいいので。
2号は今日で通院は終了。
1号は次は1年後でよいそうだ。しかもこのまま尿路感染症の再発がなければ、小1か小2くらいでこちらも経過観察を打ち切ってもいいだろう、と言う。
発熱のたびの尿検査はこれからも必要そうだけどね。
まずはめでたい。

追記。
 今回は2号がオムツが取れていたので、朝一尿を採るのも採尿パックを使わなくてよかったのがすごく楽だった。でも採尿もこれでもうしばらくないのね。と思うとちょっと感慨深い。

? posted by Yumikoit at 08:56 pm pingTrackBack [0]

 

2号 2歳10ヶ月 まで −水腎症3(最後?)

2005年4月。小児慢性医療疾患制度の改訂により、1号も2号も小慢の対象からははずれた。
でもまぁいいかね。2人とも、今は風邪や発熱の都度、尿検査をしているに過ぎない。その発熱もどんどん頻度が落ちている。ありがたい限りだ。
 
さて、尿を培養などするとある種の淡白だの酵素だの出ていると心配要素をそれとなく告げられていた2号。
どうやらそれらの値も正常値に収まってきたようである。

2005年9月の検診。
超音波エコーの検査の後
「エコーも特に問題になる影はうつっていないし、尿の方も3回続けて正常の範囲内だ。
 経過観察ももう必要ないと思う」
と告げられる。
 
やったぁ。これで2号はもう無罪放免って訳ね。
なんとなく半年ごとの通院が当たり前になっていて、通院がなくなるなんてこと、考えてもいなかったけれどもすごく嬉しい。
 
しかし念のため、小学校にあがるくらいまでは発熱の都度、必ず尿検査をするように薦められる。
1号の次回の検診の時には、2号はもう幼稚園。幼稚園に行ってる間に1号だけ通院になるんだね。

? posted by Yumikoit at 08:34 pm

 

2号 1歳7ヶ月 まで −水腎症2

1号と同じく、引越しのため、2003年7月に転院のための書類を書いてもらう。
まぁ2号の場合にはあくまでも「念のための経過観察」のつもりだった。
1回目。2回目の受診
転院後の最初の受診は、9月だった。
1号の方でも書いたけれども、夏休みで混んでいたってのも原因かもしれないけどそれ以上に引越しでワタワタしたような感じでこちらの精神的な余裕がなかったからかな。

尿検査も簡単に済み、小児腎臓病専門のO医師も2回目の超音波エコーを見て
「ほとんど水腎症は診られませんね」
という。

しかし落とし穴?

尿の詳細な検査をすると、ケトンやある種のタンパクが流出しているという。
意味はよくわからないがどうやら腎機能に何らかの問題がある時に、その現象が見られる、ということだ。
逆流症?いやいや。この時点ではまだなんとも判断ができない。

まだ1歳未満だから今後軽減していくことは考えられるという。
でも詳細な検査をするほどではない。今のところ尿路感染症なども起こしていないしね。

今後も発熱のたびの尿検査。当然水腎症としての経過観察も行っていくことになる。
その後。
1号と共に3カ月おきの通院。
しかし通院の目的はなんとなく2号に移りつつある。
術後の経過観察のみ、という意味あいが強い1号に比べて、なんだかよく判らない状態の2号は症状はほとんどまったくないといってもなんとなく怖いもんねぇ。

ま、用心するに越したことはないというところなのかなぁ。
小児慢性医療疾患の手続きをとる。
2004年6月。
もうすぐこちらでの生活も1年なので手続きをとった。
役所処理ご苦労様でした。飼猫氏。

? posted by Yumikoit at 08:32 pm

 

1号 現在 まで−水腎症8

2005年4月。小児慢性医療疾患制度の改訂により、1号も2号も小慢の対象からははずれた。
でもまぁいいかね。2人とも、今は風邪や発熱の都度、尿検査をしているに過ぎない。その発熱もどんどん頻度が落ちている。ありがたい限りだ。
 
大体、1号については手術の後、尿路感染症〜腎盂腎炎を1回も起こしていない。
超音波エコーも都度、左側の水腎症が認められるがそれもだいぶ小さくなり、今は
「これ以上は小さくならないだろうね」
と毎回言われている状態である。
 
2005年9月の検診にて。
「もう、通院は1年おきでいいね。
 7歳か8歳まで様子を見て、尿路感染症の再発がなければ経過観察も必要なくなるでしょう。
 とにかく発熱の都度の、尿検査だけはしっかりしてください」
と言われる。
 
このまま、フェードアウトしていくんだな。
今後も、何も起こらずに成長していってくれることを切に願う。

? posted by Yumikoit at 08:24 pm

 

1号 4歳 9ヶ月 まで−水腎症7

転院先の病院は、金沢大学医学部付属病院。
サイトで調べると、小児腎臓病の専門の先生がいるらしい。

最初の受診は、なかなか思い立たずにずるずると9月まで引き伸ばしてしまった。
まぁ夏休みで病院も混んでいたらしいので、かえって良かったかなと勝手に解釈する。

大学病院ならではの1,2時間の待ち時間を覚悟して行ったのに、あっさりと診てもらえる。ただし、エコー設備は小児科にはないようで3ヵ月後の次回受診に予約。

結果としては経過良好。相変わらず左側に水腎が残るが、尿路感染症にだけ注意して普通どおりの生活を送るように。とのこと。
受診は大体3カ月おき。
しばらくはずっとこのままなのかな。

埼玉に住んでいたときは近隣の小児科の医院で尿路感染症の検査をしてもらうことがなく、発熱のたび、埼玉医大医療センターまで足を伸ばしていた。
こちらは近隣の医院が充実していて、お願いするといつでも尿の検査を5分ほどでしてもらえる。
ウチの子猫どものような子には、非常に助かるのである。
 
2004年秋より、通院が半年おきになる。金沢の大学病院は空いていて、朝一番で行けば10時前に子どもを幼稚園に送っていけるのが助かる。

? posted by Yumikoit at 08:22 pm

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