おへそのひみつ

おへそのひみつ

やぎゅうげんいちろうさく
 出版社 福音館書店
 発売日 2000.11
 価格  ¥ 880(¥ 838)
 ISBN  4834017095
★★★☆☆
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かがくのとも傑作集。

おへそってなぁに?おへそのごまをとったらどうなるの?雷さまはおへそをおやつに食べてるって本当かしら。

そういや1号がお腹を出して歩いていた時に、おへそをパッととってパクッと食べて見せた人がいる。まだ1号が喋り始めるかどうかのころだったと思うけど、それからしばらく
「おへそたべちゃうぞ〜」
というと
「きゃ〜♪」
とおへそを隠すのが面白かった。いや、今でもそういう遊びはやってるけど。

おへそはお母さんのお腹の中にいたときの名残。
さて、この絵本でそれが1号には判ったかなぁ。

そういえば意外と大きくなるまで、
「お腹の中にいるとき、赤ちゃんのへその緒でつながっているのは、
 お母さんのおへそである」
と信じている人は多いよねぇ。んぷぷぷ。んなわけないよねぇ。

? posted by Yumikoit at 10:36 pm

 

離婚まで

離婚まで

藤本ひとみ著
 出版社 集英社
 発売日 2001.04
 価格  ¥ 1,575(¥ 1,500)
 ISBN  4087745228
★★☆☆☆
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共働きの家庭。けれども家事は一手に全て、働く主婦の方に、子どもたちの教育も親戚づきあいも…。

私の小さい頃の一般家庭というと、働いている、専業主婦であるに関わらず、その家の切り盛りと子どもの教育って割とすべて「お母さん」の肩にかかっていたように思う。「お父さん」は外で働いてくるからエライ、みたいな。

実母は専業主婦だったから、家のコトも大変だったろうけどその分趣味に費やす時間があった。父の転勤などによる引越しなどでそれらが白紙に戻ることもあったろうが。

でも、この本は何だろう。理想の人生って何だろう。
子どもの時には成績がよくて、性格がよくて?いい高校入って(ヒトによってはいい大学行って)いい就職をして、いい結婚をして。子どもは二人、夫は安定した職業?

割と最近は色々な雑誌や本を読んでも、そういうことを書くヒトは少なくなったけど「絵に描いたような人生」を追い求める人はやっぱりいるのだろう。私たちが無意識に、子どもたちに求めているように。
それでも、自分らしい人生が歩めるように。私たちも子どもたちに依存しない。あんたたちも、大きくなったら依存するのをやめてね。
「のらねこになれよー」

? posted by Yumikoit at 01:46 pm pingTrackBack [0]

 

トイレでできたよ!

今月末2歳だけどねー。トイレトレーニングなんてやってない。
ただ、1号の時には2歳の誕生日から「トイレでできたらかっこいいねぇ」といい続けて実際にトイレに座るまで2歳半までかかった。
あの、穴のあるところに座るのは怖い、という感じ。
だから、2号は1歳になるかならないかのうちから気が向いた時だけ、トイレに座らせてきた。

でもおしっこなんてできたことない。
まぁこれは時間の問題もある。
夜寝る前、お風呂の前後に座らせるだけだったもの。
 <脱がせた時、トイレが近くにあるから。

ウンチなんてぜんぜん。ウンチした後でオムツ換えを嫌がるときにだけ
「じゃ、トイレで残りをしてみようか」
と座らせてるんだもの。

今朝、ふとオムツを替えようとしたらオムツが濡れてない。よっぽどぐっすり寝たからなぁ。というわけで、ちょっと座らせてみる。
どうせでないんだよ、と言いたげにすぐに降りようとする2号をもう少し座らせる。
じょー。
おおっ。えらいえらい。できたぞー!
オーバーに褒めてみる。
「1ご?」
うんうん。お兄ちゃんみたいに上手にトイレでできたよ。
「お、とーさ?」
うんうん。お父さんみたいに上手にトイレでできたよ。
「お、かーさ?」
うんうん。お母さんみたいに上手にトイレでできたよ。

そして、朝1号を幼稚園に送って行ったあとで、部屋の隅でしゃがみこんでいきんでいる2号発見。
「終わったらオムツ替えるからおいでー」
と声をかけておく。しかしいつまで経っても来ない。
「おいでー」
と言っても
「まだ、いぃ!」
というばかり。最近こればっか。
「じゃ、残りはトイレでしようかー」
トイレに連れてくと…ほんのちょっとだけだけどうまく出たっ!

うむうむ。1回だけだが幸先いいぞ。

? posted by Yumikoit at 11:12 am commentComment [4] pingTrackBack [0]

 

でじたる小学校日記

でじたる小学校日記

横山えいじ著
 出版社 早川書房
 発売日 2000.09
 価格  ¥ 1,365(¥ 1,300)
 ISBN  4152083042
★★★★★
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実は横山えいじのコミックって大好き。どっかアナログでSF小説の挿絵になりそうな不可思議な雰囲気の絵柄とか、芋虫やタコのような異性人とかが意味もなく歩いている光景とか。
これは近未来の小学校という設定らしいけど。
50mのはしごがたくさん下ろされているだけの、縦型運動場ってなによー。はしごを必死で降りて50m走!とか自分はやりたくないけどすげー笑えるぞー。RPGの遠足とかねぇ。うぷぷぷぷ。

? posted by Yumikoit at 11:02 am pingTrackBack [0]

 

元気です、17歳。

元気です、17歳。

井上美由紀著
 出版社 ポプラ社
 発売日 2002.10
 価格  ¥ 1,260(¥ 1,200)
 ISBN  4591073920
★★★☆☆
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先日読み終わった「500gで生まれた娘へLink 」の娘版手記。
美由紀さんの視点で書かれた所が感じ方、考え方がでていて面白い。
ただし、前半の赤ちゃんの時の描写などはお母さんである美智代さんの著書からの引用やお母さんから聞いたことがベースになっているため、かぶる部分も多い。

胃痛で悩んでいた時のこと、前著がマスコミなどで取り上げられて色々な経験をしたことなど。
 見えないことは特別なことではない。
生まれた時から見えない人にとっては、見える生活こそが特別なことかもしれない。他の人よりも何かを成し遂げるために特別な努力が必要かもしれないけれども、でもその人にとっては当たり前のこと。かわいそう、でも大変ね、でもないんだなぁ。

子どものために必要な検査だから、スムーズにしなければならず、苦しむ子をみて親が混乱して検査がうまくいかないので、親が立ち入り禁止になる検査もあるのです。
でも、子どもはどうなの?

…うん。これは私も経験あり。我が家の場合には「お母さん!」といえるほど大きくなってからは別室での検査はないけれども。
それだけに子どもの立場からの言葉は、重いですなぁ。
 http://okweb.jp/kotaeru.php3?q=1059474Link
 http://okweb.jp/kotaeru.php3?q=161994Link
いずれにしても、病気や検査と戦うのは子ども自身なので、親ができることはわずかしかないんですけどね。

? posted by Yumikoit at 10:24 am commentComment [3] pingTrackBack [0]

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