もしもし?

最近動作が面白い2号。

「こんにちは」「おはようございます」「おやすみなさい」「ありがとう」
などの言葉がトリガーとなってお辞儀をする動作をする。

「いただきます」「ごちそうさま」
で両手を合わせる。
デザートをもっと食べたいのに「ごちそうさま」と言われると
「いやいや」というように首を振る。

「水が欲しいの?」などと訊かれて欲しい時は片手をぱっと挙げる。
最も欲しくない時でも条件反射のように挙げるときもあるようである。

おむつがえの時には、オムツを換えながら歌を歌ってやるか、今まで来ていたズボンや余分に持ってきたオムツを手に持たせる。「いないいない…ばぁっ」と声をかけてやると、自分でズボンやオムツで目を隠して勝手にいないいないばあをして、笑う。その隙にさっさとオムツを換える。

人のトレーナーをめくっておもちゃのおはしを突きたてるので、病院ごっこで聴診器をあてているつもりかと思い
「もしもし?」
と言ってみた。そうしたら、片手を頭に乗せた。
…そうか。電話のしぐさのつもりだな。おもしれ〜。

? posted by Yumikoit at 10:39 pm pingTrackBack [0]

 

家なき娘 上・下

家なき娘 上

★★★☆☆
エクトール・マロ作・二宮フサ訳

出版社 偕成社
発売日 2002.02
価格  ¥ 735(¥ 700)
ISBN  4036524402

家なき娘 下

発売日 2002.02
価格  ¥ 735(¥ 700)
ISBN  403652450X 先日曜日、本屋で懐かしくて衝動買いしてしまった。

この本とのもともとの出会いは、小学1年生の頃だかにさかのぼる。当時は「家なき少女」というタイトルであったから、本書のあとがきから推察するに須藤鐘一訳のものであったのかもしれない。

翌年か翌々年にやっぱり出会った訳が、「家なき娘」恐らくは津田穣氏の訳のものであっただろう。
いずれも親が古本屋で十把ひとからげに子供向けに用意した本の中にあったものだったようだがいずれも既に手元にない。
こちらは、前訳に比べて 原文にもっと忠実に、そしてもう少し年長向けに訳されてあったと思う。
私が気に入っていたのはこちらの訳で、何度も読み返した。

その後、アニメ化されて「ペリーヌ物語」として放映された。こちらは見た人も多いであろう。

今回購入して読んだ本書は、「完訳版」とタイトルに並べて書いてある。
面白いのは先2作の訳とは違って、冒頭からまったく「ペリーヌがパンダヴォアーヌの孫」という部分はまったく触れられていず、ペリーヌは「フランス北部の街にいる親戚の家に行こうとしている」だけである。更に興味深いのは、ペリーヌがパンダヴォアーヌの孫とわかった後のシーンでもなぜか?ペリーヌが自分の本当の名前がペリーヌだと告白する、あるいはそのことを調査報告したファブリによって訂正されるシーンがまったくないままなのである。なぜだっ?

全体としてはそれぞれの版の訳やアニメ版などと比べてキャラクターの性格の違いや描写などが少しずつ違っていて面白かった。
ファブリとの関係はこの版が一番クールで、その分無理はない。タルエルや二人の甥たちはより攻撃的で、特にタルエルはエドモンが帰りにくくなるような工作すらしていたと示唆するくだりすらある。

ペリーヌの父エドモンにしても完全無欠の人物とはいえなさそうで、若い時に浪費と散財の末にパンダヴォアーヌを怒らせてインドに行かされた経緯などがあって「へぇ」とか思ってしまった。

まぁ、でも今までの読んだ訳の中ではやはり一番慣れ親しんだ2番目のものが一番よかったと言う印象があるのはなぜだろうか…
この訳のものも、本書あとがきによると4年ほど前に復刻しているらしいので機会があればもう一度読んで記憶を確かめたい。

? posted by Yumikoit at 04:12 pm commentComment [2] pingTrackBack [0]

 

たこしんごう

たこしんごう

赤川明作絵

出版社 ひかりのくに
発売日 2000.12
価格  ¥ 1,260(¥ 1,200)
ISBN  456400669X
★★★★★
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たこ爺さんとたこ孫が一緒に散歩。でも魚の群れがすごい勢いで泳ぐ「道」にさしかかってしまい、どうしてもあっちに渡れない。
渡りたいなぁ。
手を挙げてみる。
魚タクシーが止まっちゃった。違うんです。渡りたいだけです。

怒ったたこ孫、思わず墨を吐く。怒る魚の群れたち。
ごめんなさい、ごめんなさい。

そこにふぐオヤジ登場。
「え〜い!なんでここに信号がないんだっ!」
あ。そうか。
たこじいちゃん、ぷぅっと膨れて
「赤ですよぉっ!」
ぷた。魚が停まる。
ぷしゅ〜。たこじいちゃん体力ないからあっという間にしぼんじゃう。

ふぐオヤジもぷぅっ!
でもふぐオヤジは膨れても、赤くならないから誰も停まってくれない。

じゃぁぼく!
たこ孫がぷうっ!
見事にみんな渡れましたとさ。


しかし残念なことに1号はまだ、「青はヒトが渡る」と認識していたようでピンと来なかったらしい。う〜む。どこでそんな勘違いを?
まずはこっちが先だったか。

? posted by Yumikoit at 01:34 pm pingTrackBack [0]

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