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おじいちゃんのカメラ

パトリシア・マクラクラン作/掛川 恭子訳

税込価格 : ¥1,223 (本体 : ¥1,165)
出版 : 偕成社
サイズ : 四六判 / 141p
ISBN : 4-03-726510-9
発行年月 : 1994.3
お母さんは出て行ってしまった。
お父さんが出て行ってしまったのはもっと前だ。

僕は姉と一緒に、おじいちゃんとおばあちゃんと住んでいる。

おじいちゃんはカメラに夢中。
おばあちゃんは畑を広げることに夢中。そして姉のキャットも。
僕はおじいちゃんのカメラを覗いてシャッターを切る。

僕の子どもの頃の写真はどこに行ったろう。
お母さんと一緒に撮った写真。お父さんと一緒に撮った写真。
お父さんの膝に抱かれて撮ったと思っていた写真が実は…あの膝は本当はおじいちゃんの膝だったと知ったとき…。

子どものころの写真の記憶。
子どものころの写真の記録。

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私のアンネ=フランク

松谷 みよ子著/司 修絵

税込価格 : ¥1,470 (本体 : ¥1,400)
出版 : 偕成社
サイズ : A5判 / 253p
ISBN : 4-03-720290-5
発行年月 : 1979.12
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「ふたりのイーダ」に続くシリーズの3巻目。
そういや2巻目はどこに行った?(笑)

解説の言葉が重い。
それらは<戦争児童文学>と呼ばれるが、その大半は、子どもをはじめ名もない民衆の受難の物語で、加害者意識が希薄で被害者意識が強いことで共通している。
そうだ。そのとおりだ。
民衆もまた、進んで権力に加担し、何も言わず協力することで誰かを傷つけている。
この手は汚れていない、と思うこと自体が罪である。
汚れていることを自覚し、血まみれであっても自分が生き抜いていく意味を問わねばならないということだろう。

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シーラスとビン・ゴーヂック

セシル・ボトカー作
橘 要一郎訳

税込価格 : ¥1,325 (本体 : ¥1,262)
出版 : 評論社
サイズ : 四六判 / 252p
ISBN : 4-566-01305-7
発行年月 : 1981.8
シーラスシリーズ第2弾。
1巻ではなにやら薄気味悪い感じのシーラス。
だがだんだんと考えていることが見えてきたり、ビン・ゴーシックとのやり取りやくまを助けようとする様子から人間らしい温かみのある性格が見えてきた。
このあとどうなるのかな。
ようやく楽しみになってきた展開。

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第九軍団のワシ

ローズマリ・サトクリフ作/猪熊 葉子訳

税込価格 : ¥882 (本体 : ¥840)
出版 : 岩波書店
サイズ : 新書 / 459p
ISBN : 4-00-114579-0
発行年月 : 2007.4
ずっと前から気になっていた、サトクリフの代表作の一つ。
やっと読めました。
霧の中に消えた第九軍団。そこの象徴のワシの像。
父親の軍団のシンボル、軍神でもあるワシの像を探して北の辺境をさまよい歩くマーカス。

? posted by Yumikoit at 10:05 pm pingTrackBack [0]

ユウキ〜世界で8番目のたたかいに勝った男の物語

ユウキ岸川 悦子著

税込価格 : ¥1,155 (本体 : ¥1,100)
出版 : ポプラ社
サイズ : B6判 / 186p
ISBN : 4-591-08998-3
発行年月 : 2005.12
治療法も、そもそもどんな病気なのかもよくわかっていないような病気。
自分の前には7人しかその症例がない。

経過観察以外にできることはなく、ただ病状がどんどん進んでいく。

まっすぐにアタマを上げて、周りにいる誰かとともに歩むこと。

? posted by Yumikoit at 04:18 pm pingTrackBack [0]

屋根裏部屋の秘密

屋根裏部屋の秘密松谷 みよ子著/司 修絵

税込価格 : ¥735 (本体 : ¥700)
出版 : 偕成社
サイズ : B6判 / 211p
ISBN : 4-03-652530-1
発行年月 : 2005.4
子どもの頃、「ふたりのイーダLink 」は持っていた。
どこでだかその話の続編があると聞いて、子どもの頃に読んだ本の続編があると探しては読んでいた私は、これについても読んでみたく思っていたのだが巡り合えず。
そうか。こういう話だったのか。

ちなみに、「ふたりのイーダ」と本書のシリーズは全部で5冊あり、本書は4冊目だという。

? posted by Yumikoit at 08:17 pm pingTrackBack [0]

 

エイズと闘った少年の記録

エイズと闘った少年の記録

ライアン=ホワイト著/アン=マリー=カニンガム著/加藤 耕一訳

税込価格 : ¥1,470 (本体 : ¥1,400)
出版 : ポプラ社
サイズ : A5判 / 238p
ISBN : 4-591-03347-3
発行年月 : 1992.7
病気と一緒に生きていくこと。卑屈にならず、まっすぐに立ち向かうこと。

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ロッキーリッジの新しい夜明け

ロッキーリッジの新しい夜明け

ロジャー・リー・マクブライド作/こだま ともこ訳/渡辺 南都子訳

税込価格 : ¥1,890 (本体 : ¥1,800)
出版 : 講談社
サイズ : 四六判 / 365p
ISBN : 4-06-252256-X
発行年月 : 1998.5
ローズの今後も気になるが、この終わり方だとやっぱりテーマは「大草原の小さな家」のインガルス一家…父さんとローズの生き方だったのかなとも思うよ。

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ぼくらの天使ゲーム

宗田 理作

税込価格 : ¥1,260 (本体 : ¥1,200)
出版 : ポプラ社
サイズ : 四六判 / 311p
ISBN : 4-591-09578-9
発行年月 : 2007.1
「ぼくらの七日間戦争」に続く2巻目。
こちらの方が実際に殺人事件あり、恐喝事件あり、地上げ屋やら暴力団まがいの会社なども出てきてミステリィ風。
まぁオトナの悪をやっつける子ども達、といったテーマなわけだから、社会風刺も多少は交じってるね。

一番大事なのは、自分が考えたことを実行している、という点か。
オトナたちへの評価も含めてね。

面白いし読みやすいけど、このまま読み続けてもこの緊張感が維持できるかどうかが心配かも。

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のっぽのサラ

パトリシア・マクラクラン作
金原 瑞人訳/中村 悦子絵

税込価格 : ¥1,365 (本体 : ¥1,300)
出版 : 徳間書店
サイズ : B6判 / 148p
ISBN : 4-19-861745-7
発行年月 : 2003.9
いわゆる新聞広告による見合い?で出会った寡のお父さんと、彼のところに来たサラ。
海の近くから来たという彼女の細かなしぐさ、表情、言葉にわくわくドキドキ、心ときめかせる子ども達。

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