茶摘み。

2号が言った。

「今日、学校で茶摘みやったんだ」
ふーん。校内にお茶の木なんてあったっけ。
「ちがうよぉ。音楽で茶摘みの歌を歌ったの」
あー。そっちね。
「はぁるもちーかーづーく」
なんかかなり違う気がする。大体メロディが「春の小川」ですがな。
あれでしょ。茶摘みっていったら♪夏も近づく八十八夜 ってやつでしょ。
「あっそうそう!」

「だいたいさぁ。八十八夜じゃなくてもいいじゃんねぇ」
いや、八十八夜じゃないとだめじゃん。
えっと、立春からだっけ。数えるの。
88日って言ったら、2月初めから言うと大体5月頃じゃん。
そうすると?ほら、最近新聞やニュースで新茶摘み取りの話って聞かない?

「おー…」
というわけで、歌詞の意味を初めて理解した2号なのであった。

? posted by Yumikoit at 06:44 pm commentComment [2]

ビンラディンて。

1号が言った。

「ビンラディンて、最初、殺されたってニュースで写真見たとき、渡辺亮一Wかと思った」

? posted by Yumikoit at 08:05 pm

そしてその頃1号は

昨日のこと。

おばあちゃんと飼猫氏は、2号の試合を見た後そのまま親せきの家に行く予定だった。
私は2号と大会の最後までいて。

1号はというと留守番をする、というのでお昼代を渡しておく。
「ねぇねぇ。みんな留守の間に、どっか出かけてもいい?」
いいけど、どこに行ったか、帰ってきてもわからないと心配するから、何時に帰るかだけ決めておいてよ。
「じゃぁ1時までには帰るから」
そんな話を、前日にしていた。

で、朝起きてすぐに布団の上に地図を広げている。
「お母さん、いつも初もうでに行く氷川神社ってどこだっけ?」
この辺かな。

何を考えてるんだか。

「あーあいつね。254沿いにカード屋あるだろう。あそこまで自転車で行く気なんだよ。昨日、クルマで通った時に、氷川神社が目印になるって思ったらしいんだ」
行くのはいいけど、国道沿いだと車が多くて心配だな。
それでも、知らないところに地図を頼りに行くなんて、1号にしては進歩だ。
さて、どうやって止めよう。
「あ。そうだ。16号沿いってさ。自転車で行ったことあるけど、すげー風が強くて自転車こぐの大変なんだ。バス通り行った方が途中コンビニとかもあるしぜってぇ楽だわ」
と聞こえるように言ってみる。
これでよしっと。

帰ってきて、1号に訊いてみる。どっか行ったの?
「いや、めんどくさくてやめて、DVD見てた」
さて、行くこと自体は面白そうだったからよかったんだけど。国道通らなかったこと自体はこちらの目論見どおりだったからそれもよかったんだけど。
でもちょっと残念な気もする。親とはわがままなもんだ。

? posted by Yumikoit at 09:00 pm

2号、初試合

さて、幼稚園年長から始めた剣道であるが、2号、ようやく初試合に参加することになった。
川越市三道大会、という。
3年生だが3年の部がないので4年の部で参加だ。
仙台からおばあちゃんが来ているので、飼猫氏と三人、見に行く。

初戦は第8試合。勢いよく飛び出すのだが、残心を決めることに集中するあまり、竹刀がきちんと当たってなくても
「ッェェェェェェン!」
と振り下ろして駆け抜けてしまう。
なんとか胴を決めて、1本。

2本目は決められず、だが判定で初戦は勝ち。

2試合目は相手からの打ち込みの方が多く、こちらは残心ばかり気を取られて駆け抜けていく間に相手は形成体勢を立て直しているので、形勢分が悪い。
結局2本とられて負け。

しかしまぁ、「初戦はとりあえず1勝」が目標だったのでご機嫌の2号であった。

? posted by Yumikoit at 08:39 pm commentComment [2]

せいくらべ

田舎からおばあちゃんが来た。

しかし、1号と飼猫氏は朝からドッジボールの大会。
おばあちゃんが駅に着く時間に合わせて、2号と私は図書館を経由して迎えに行く。
お昼がまだだというのでお茶をして、軽食が終わったところで2号がつぶやく。
「おばあちゃんとお母さん、買い物していくの?ぼく先に帰ってるね」

おぉぉぉぉおぉ。
おばあちゃんが一人で帰れるのー大人になったのねぇ、とつぶやく。
いや、でもせっかく迎えに来たというのに先に帰るとはKYです。

しかも、駅ビル内で買い物を終えて帰ってくると、こちらも歩いて帰ったというのに回り道をして帰った2号はまだ帰宅せず。
なんだかな。

やがて2号も剣道に行き、終わる時間に合わせておばあちゃんと一緒に迎えに行く。
「練習は見てほしくなかったのに」
と2号は機嫌が悪い。まぁ明日初試合だもんなぁ。ちょっとセンシティブになってるね。

剣道から帰ると、1号と飼猫氏が帰っていた。
えぇぇえぇぇぇぇええええ。
おばあちゃん、びっくりして1号とせいくらべ。
ついに1号の身長がおばあちゃんを抜きました。
おばあちゃん、必死に背伸びし、にやにや笑いの1号が膝をかがめて見せる。

? posted by Yumikoit at 10:04 pm

たまごの真ん中…。

2号が言った。

「おかあさん、おかあさん。なぞなぞだよ。
 たまごの真ん中がなくなったら、何になる?」

なんだろう。何かの本で仕入れてきたんだろうな。
たまごねぇ。普通に考えたら、たまごの中のものがなくなったら、たまごの殻になるだろうが。

「ぶぶー。たまごの中身がなくなったらね。ウサギになるんだよ!」
なんでだ?

「十二支の、ねーうし、とらうー、の卯、って、卵の真ん中がないでしょ!」
おぉ。なるほど!

? posted by Yumikoit at 09:59 pm commentComment [3]

2号の約束。

1号と2号が同じコマ数で帰ってくる時も、なぜか2号の方が20分くらい遅く帰ってくる。
「ぼく学校出るとき?…うん。まだ3年生出てなかったよ」
「ゆっくり帰ってきてるだけさ」
ということらしいのだが。はてさて。

そんなこんなで、今日も4時近くなって帰ってきた2号。
しかも帰ってすぐにランドセルを開かずに、壊れた、というか貰ってすぐにいじり倒して鉛筆を挟むねじを失くしてしまったコンパスをいじっている。
…今月中に、学校に持って行くように言われているんだから、新しいの買いに行くように言わないとねぇ。

「あ!ぼく今日友達と約束したんだよ!」
ふーん。宿題終わればいいけど。何時に来るの?
「こっちが行くんだ!転校生くんちに行くんだよ!」
近くに住んでるの?
「うん!Hちゃんの住んでるマンションだって」
同じ町内だね。
「でもねー。Hちゃんのマンションて、行ったことなくてぼくちょっと自信ないから、Hちゃんとxxxで待ち合わせすることにしたの」
…???
転校生くんじゃなくて、Hちゃんと待ち合わせ?なんで?
「転校生くんがね、まだこのあたりの道が分からないからって。」

…。
それで何時に約束したの?
「えっと、宿題終わってからだから、4時半に待ち合わせした!」
…4時半に待ち合わせて、そこから転校生くんちに行って、家に5時に着くように帰るんかいな。
遊べるのって、10分かそこら?意味あるんか?

つーか。えーと、念のために聞くよ?
Hちゃんは一緒に遊ぶの?
「…?ううん。Hちゃんは道を案内してくれるだけ」
Hちゃん、よくそれで了承してくれたなぁ。

? posted by Yumikoit at 10:05 pm

1号、お礼の電話?

1号がドッジボールで出かけている時に電話があった。
ときどき遊びに来る、1号のクラスメートのお母さん。

いつもお世話になっています、とか何とか、お定まりのごあいさつを交わす。

「ところで、1号くんの音読カードが、うちの子のランドセルに入ってまして」
毎日出る国語の音読の宿題チェックカード。
ありゃ。そんなことが。
「1号くん、困ってたでしょう」
いや、音読しないでドッジボール行っちゃったしなぁ。

すごく丁寧なお電話で、こっちの方が恐縮してしまうんだけど、肝心の1号がいないのでそれ以上確認しようがない。

帰ってきた1号に訊いてみる。
「えっ?」
ランドセルの中確認しないと、そもそも持ち帰ったかどうかわからない時点で、宿題投げてますがな。
せっかく丁寧にお電話くれたんだから、すぐに電話してお礼を言いなさいよ。

というわけで、1号が電話をかける。
先方のお母さんが出たので、横からこそっとつぶやく。
さっきはお電話ありがとうございました。
「さっきはおでんわありがとうございました」
友達に電話を替わったらしい。
「あっ、音読カード、そっち入ってたんだって?」
また横で呟いてみる。
xxくんの音読カードはあったの?
「xxくん。そっちの音読カードはあったの?そうか、持ってるんだ」
…よかったねぇ。
「うん?いや、別にーうん。じゃね」

待て。ちょっと待て。
そっちは音読カードあってよかったねとか、わざわざ連絡くれてありがとう、とか、何か他に言うことはないのか?
何でそれで電話を切るんじゃ。

全くオトコってやつぁ!

? posted by Yumikoit at 10:15 pm

1号、将来の夢。

昨日、1号は学校で写生と称して河原に絵を描きに行ったらしい。
「なんかきれいな石を拾ってきたんだよ」
と夜、飼猫氏に見せている。

そういや最近やたら石とか拾ってくるし、飼猫氏が買っている世界の鉱物の雑誌Link なんかも興味があるらしい。

今朝のこと、朝ごはんを食べながら1号がつぶやく。
「ぼく、将来なりたいものができたんだ」
へぇ。なんだろう。
数日前、ラジオで「日本の子どもたちの将来の夢と言えばサッカー選手とか野球選手とか、とにかく現実を見据えていない夢が多い」なんて話を聞いた直後なだけに、1号の将来の夢とやらに何を言い出すのか、興味はある。
さすがにドッジボールは中学になった時点で部活にもならないから、それでメシが食えるとは思ってないだろうけどね。

「ぼくね、石の研究をする人になりたいんだ」
ほえー。面白いところに興味が行ったもんだな。
さて、このあとこの夢がどっち方面に進むのかな。興味津津。

でもねぇ。関係ないんだけど、ひとつだけ言いたいことがある。
…なんで図工とか書写の日に限って白いシャツを着て行くのか、母にはそれが不満だ。
よごれるじゃないか。

? posted by Yumikoit at 09:48 pm commentComment [6]

母の日

GW中盤の頃。
2号が突然声を上げた。
「今年の母の日って、何日だっけ」

…。
それ、私の前で口にすることだろうか。2号、ちっと配慮に欠けるな。
飼猫氏も同じことを考えたらしい。

母の日



さて、去年の母の日Link は、スーパーで買ってきたお菓子だった。
今年は子ども達もなじみの一番近いスーパーが今日が閉店で、既にほとんど商品も残っていない。
いや、それは関係ないか。

母の日


午前中は1号はドッジボール。私と飼猫氏はスーパーに買い出し。ついでに1号に新しい水筒を購入。
帰ってきて遅い昼ご飯を用意すると、飼猫氏と1号は出かけると言う。2号はどうするんだろ。
「あ。2号も一緒に連れてくよ」
ふーん。

ごろごろ昼寝を決め込んでいると、3人が帰ってきた。

母の日



というわけで、今年の母の日は、わざわざデパートまで出かけて行ったらしい。
2号からは紅茶のセット。ハート形のお砂糖付き。
1号からは焼き栗。これ大好きなんだ。

夜ごはんの後でみんなで温めた焼き栗を食べる。んー。うまいなぁ。

? posted by Yumikoit at 11:32 pm

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