長袖着ろよー。

急に冷え込んだのに、相変わらず半袖の1号。
寒くないんかっ!?
「だいじょうぶ!」
…お前の「だいじょうぶ!」は、大抵根拠がないからなぁ。

というわけで、学校から帰ってきた1号。
今日はインフルエンザの予防接種に行きたいから、急いで宿題して欲しいな。
そう言ってるのに、持って帰った図工の工作を2号と二人で遊んでいる。
九九練習帳忘れた?どうせ10回云えとかそういうやつでしょ。
5の段と3と2の段?うんうん。いいよ。聞いてるから言えばいいでしょう。
一通り言わせてから、何箇所か抜き打ちで答えさせる。
どうもやっぱり、答えが返ってくるまでの反応が悪いな。間違いはあまりないんだけどね。

おやつ?宿題してからにして欲しいんだけどな。
でも、最近宿題をし終わるまで彼の空腹が我慢できることはあまりない。
適当に盛り付けて出すと、一息でペロリ。

もう一つの宿題?音読?
うん。いいよ。聞いてるから。

このあたりから大分怪しくなってくる。
急に早口になったり口ごもりながら読む。
入ったばかりの単元じゃないから、適当に修正させながら読ませようとするとぐずぐずと泣いていやがる。
─ どうしたのよ。あんた。
「…ねむい」
─ で?どうするのよ。
「…ねたい」
─ わかった。じゃ、一度寝て、起きたら音読聞いてあげよう。
「…うん」

熱はない。ここのところ夜中によく起きるとも言っている。
あ〜あ。予防接種の予約取り消さないと。

1号は普段使っているかけ布団と枕を引きずって来て、隣の和室に陣取るが、しばらくもぞもぞと動いている。
横になったら5分で寝られる2号と違って寝つきが悪く、小2にもなってホントは添い寝が欲しい奴である。
2号と一度だけコピット(ボードゲーム)を付き合ってから、1号に添い寝する。
「寒い」
というので、冬用の布団と入れ替えて添い寝してやると、10分ほどで寝付いた。

…あんたやっぱり、寒いんじゃないのよ。

? posted by Yumikoit at 11:24 pm commentComment [2]

赤い実大きくなったら

園バスから降りたところで、2号が赤い実を拾った。
小さな小さな赤い実。
なんの実かな。南天?じゃなかったら千両とかそんな感じ?

「おかーさん、この実、このまま大きくなったらリンゴになる?」
ならない、ならない。
「おかーさん、この実、大きくなったらカキになる?」
ならん。ならん。

「おかーさん、この実、何の実?」
うーん。なんだろ。
木になっている状態だったら、葉っぱとか何とかからもわかるのかもしれないけど。
南天かな?千両かな?

「南天?お薬にする南天?」
そそ。
「のど飴だねっ!」

2号。のど飴のCMソングを歌い出す…。

? posted by Yumikoit at 11:49 pm

1号、カギを持って登校。

就学児健診で、「周りがうるさくて聞こえなかった」と聴覚検査で「要検査」が出た2号。
今日幼稚園から帰ったら、念のため耳鼻科に行こうね。だから1号の方は鍵を持っていくのを忘れないで。そういったのに。

家を出て5分もしないうちに戻ってきて
「鍵忘れた!」
と大騒ぎした挙句にやっぱりちゃんと鍵を持って出ていたことに気づいてまた登校。
なんだかなぁ。

というわけで、2号を連れて耳鼻科。
幸いに空いていて、すぐに受診。何も問題ないことを確認して帰宅。

お兄ちゃん帰ってるかな。どうだろ。
時間的にかなり微妙だよね。
あー。やっぱり帰ってない。神社あたりで遊んでるのかしら。

荷物を片付けた後でぼんやりとテレビでも見ていると、携帯でメールの着信音が。
ぼんやりついでにすぐに見るのをちょっと忘れて。
10分くらいして覗いたら。

同じマンションに住む同級生の家からのメール。
「お留守だったらしくて、うちに来てます」
ぎょえー。なんで?
迎えに行くと、そっちで宿題を済ませてちゃっかりとおやつまでいただいている。
「ごめんねー。今日、2号と一緒に耳鼻科に行ってたのよ」
と先方のお母さんに事情説明をすると、奥から出てきた1号
「ああああああっ!そうだった!」
と一声。

…今頃思い出したんか。カギは何の役にも立たなかったなぁ(溜息)

? posted by Yumikoit at 10:43 pm

 

ヒツジはヒツジでも羊の群れじゃなくて

朝、園バスに2号を送っていくために外に出る。いい天気。
上に広がるのは、ヒツジ雲かな。

2号が言う。
「あれって、ヒツジの毛のモコモコだから?」
あれっ。そうなのかなぁ。
あたしはヒツジがいっぱい群れてる様子に似てるからかなって思ってたよ。

さて、正解はどっちだったのか。

? posted by Yumikoit at 05:27 pm commentComment [2]

さかなさかなさかなー

夜ごはんにサバの干物を焼く。
サバとしては小ぶりだけど、子ども達に半身ずつ。

わーぃ、とかぶりついて、背骨を外してしゃぶり始める1号。
だが、アジの干物と違ってサバの背骨は硬くてとがっている。
「口に刺さっていたくなっちゃう」
と放り出す。

一気にめんどくさくなったようで、身を外して食べまくるが、縁側の部分や皮にうっすらとついたアブラの部分は適当にうっちゃって「ごちそうさま」しやがった。
大根おろしをまぶして食べたせいで、身がほどけたのも原因だけど。

うわー。もったいねぇ。
こういう食べ方するなよ〜。と私が箸を取り上げる。
身を拾って食べながら、ついでに皮も食べてしまう。縁側。ここは骨が細かくて大変に思うけど、皮から外さないようにして箸でこそげとると結構んまぃ。
アタマ?目の周りはしゃぶってある。
眼窩の下のこのドロリとしたところは?
2号は美味しいというが、1号は「苦い」と顔をしかめる。

で、ここのほっぺたのところの身は食べてないでしょ。アタマのこの辺は?
ほら、一口食べてみぃ。
「んま〜♪」
だろ。

ぼくもぼくも、と2号が寄ってくる。ぱく。
2号、自分が食べた後の皿を振り返る。
いきなり手づかみで食べ直し始める。

1号はもういい加減腹もいっぱいだったようで、私がほぐして差し出したものは残らず平らげるが、私が箸を取った以上は私の魚だと思っているようでそれ以上は要求しない。
ただ、最後に食器を片づけながら
「今度はぶりのアタマでも買ってこようかな〜」
というと、
「お母さんが一緒に食べてくれる時に買ってきて!」
というところを見ると、アタマがうまいというのはわかったようだ。

? posted by Yumikoit at 11:01 pm

小さめ

2号の日記。

日付のわきに、
 小さめ
と書いてある。

…2号。「こさめ」ってね。「小さい雨」って書けばいいけど、でも、雨を書くのが面倒だからって「小さめ」ってかくと「ちいさめ」って読むから。
絶対に「こさめ」って読む人いないから。

? posted by Yumikoit at 10:56 pm

迷った時には空を見上げて

1号と飼猫氏は早朝からドッジボールの大会で久喜へ。

朝ごはんの後でチラシを見る。
いつも日曜日は、卵の特売に行くんだけどな。
どうしよー。いつもはクルマで行くんだけど、今日は飼猫氏が乗ってっちゃってるから。
あ。自転車で行けるいつものスーパー(のひとつ)、卵の特売価格が上がってる。
もう一軒は…今日チラシ入ってないのね。

さてどうしよう。2号、付き合ってくれる?

つーわけで、自転車でフラフラお出かけ。
特売価格が上がっているスーパーはスルーして、その向こうのスーパーへ。
こっちの特売日は月曜日かぁ。
じゃぁいつもクルマで行ってるスーパーまで行ってみるか。
歩いていくにはちょっと遠いけど、自転車だしね。

2号は最近自転車の遠出が大好きなので、うれしそうにかっ飛ばしていく。
西武線を渡って高架橋の下をくぐり、そっちの角を曲がって…
「こっちでも行けるよ!」
と、クルマで来ている時の大体の道を覚えていたのか(でも、この時は違う道を通っていたんだけど)、2号が主張。
ま、遠回りになるけどいいか。

無事、卵を買って、さてどうする?
どっちから帰ろうか。
こっちに曲がると、いつも行くロヂャースの方向。
「じゃ、こっちは?」
本川越の方向だね。
「じゃ、こっち行く!」

というわけで、どうせ遠回りしても家には着くんだし、と2号の言う通りのコースで自転車で帰っていく。

自分の自転車でここを通るのは初めてなんだ。
交差点を渡ると、突然日常的に来たことのある風景に出くわして
「そうか!ここだったのか!」
とばかりにわくわくの2号。

駅裏に出て、さて、家に帰る道はどっちの方だろうと周りを見回した2号。
いつも図書館から帰る道とは違う方向からの帰宅。
「ここ、駅裏に自転車停めるところの道!」
そうそう。駅裏の無料駐輪場があそこ。
走り始める2号。

「…つぎは…どっちだろう」
…道を見失ったらしい。
2号、頭をあげて空を見上げる。真上。
ジぃっと止まる。
視界の端に、赤と白の電波塔が見えたらしい。
「NTTの鉄塔だっ!」
そぉそぉ。あれは家に帰る時の大きな目印。

また走り出す2号。
国道16号に出る。
右を見て左を見て、信号を見つけるとそっちに走っていく。
16号を渡って、横道に入り。
…ここで左側を見るとさっきの電波塔が目の前に見えるのに。
迷いもしないで右に曲がる。…いつもここで右に曲がっちゃうんだよね。
「あれぇぇぇ?ここ、どこだ?」
困ってる困ってる。

そのまま、1ブロックまっすぐ走って横を見る。
「てっとぉ!」
お。見つけた見つけた。
ここからなら、自信を持って帰れるね。2号。

? posted by Yumikoit at 11:52 pm

 

2号、無人駅の恐怖

昼から、2号と一緒に、保健センターで開催している動物ふれあいまつりに行く。
ま、飼い犬のしつけの講座とか何とか。そういうことと並行してウサギやハムスターなどの小動物や、ヒツジやヤギなどの動物との触れ合いコーナーなどがあるって話をしたら、2号が行きたがったので。

電車に乗ってひと駅。
前に鉄塔めぐりをした時に、自転車で来たことのある小さな駅。
降りて、改札口を見つけた2号、「…どうやってここは通るの?」と疑念顔。
SUICAの端末も置いてあるけど、自動改札機はない。
投票箱みたいな穴の開いている箱に、切符を入れて通り過ぎるだけの無人駅。

…あたしゃ、そんなのが当たり前の環境で育ってきたので特に疑問にも思わないんだが。

「電車のドアも、ボタンで開けるんだね…」
北陸にいた時はほとんど電車にも乗らなかったから、知らないんだね。
ああいうのが当たり前な環境で育った私には、自然なことなんだがなぁ。

ふれあい祭りでは、ヒツジやヤギに囲まれてちょっとビビってみたり、ウサギを抱きたくて追いかけまわしたり。
いや、実際にはウサギやハムスターよりも、ヒツジやヤギ、豚の方が好きな2号なんだが。
楽しみにしていたポニー乗馬に挑戦、大きな草ガメは、触れず残念。

さて、帰ろうか。
そういってまた駅まで戻る。
駅に着いたとき、改札周辺を熱心に探しまわった後で
「おかーさんっ!券売機がないっ!SUICAを持ってきてない人は、電車に乗れないよ…」
と泣きだした。
そういや今日は、思い立ってきたのでSUICAを持ってなくて、切符を買って電車に乗ったんだよね。

大丈夫大丈夫。
…ほら、ここに乗車駅を証明してくれる券を発行してくれる機械があるから。
そういって、券を発行するボタンを押して券を受け取ると、やっと涙を止めた2号。
色々彼なりに新鮮な体験だったに違いない。

? posted by Yumikoit at 10:06 pm commentComment [4]

消化器と1号。

ドッジボールから帰ってきて風呂に入った1号。

出てきて、1号が言う。
「今日ねぇ。大変なことしちゃったんだ」
大変なことって?
「うん。ボール投げてたら、コントロールが悪くて、壁の消火器に当たっちゃったんだ」
…で?どうなった?
「泡がシュワーって出ちゃった」
げげ。

後始末も大変だったろうに。

すると、ドッジボールの帰りのお迎えに行って、1号と一緒に帰ってきた飼猫氏が部屋から出てきて一言。
「お前、帰ってくる途中で "何か変わったことあった?"って聞いたのに、何でそういう面白い事を云わないんだよ〜」
しばらくグチグチ言っている。…ぷぷぷ。

? posted by Yumikoit at 06:14 pm

 

青森ってどこよ?

2号、朝食を食べながら言う。
「ぼく、旅行で行きたいところがあるんだよ。
 北海道って行ってみたいなぁ」
─ ふむ。北海道も広いけど、どこに行きたいの?
    <あえて行けるとは言わないが。

「えっとね、八戸」
─ 八戸は、北海道じゃないぞ。
「八戸と、オホーツク」
オホーツク海はまぁ北海道で当たりだけど…2号、ちなみに八戸ってどこか知ってる?
「青森の近く?」
─ 青森の近くじゃなくて、青森の中だってば。…で、青森はどこか知ってる?

それまで黙っていた1号が口を開いた。
「確か、仙台と秋田の間だよね」
─ 仙台と秋田の間じゃないだろうっ!!!!!
「秋田新幹線的には、仙台と秋田の間だと思ったけど」
─ うっ。それを言われるとあながち間違いでもないのか。

…とりあえず、ご飯が終わったら日本地図で確認しといで。

? posted by Yumikoit at 06:09 pm

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