1号、ギブアップ

午前中。突然スマホが鳴った。
出てみると1号の部活の顧問の先生。


「1号くん、部活の最中に気持ちが悪いと言いまして」
迎えに来てほしい、という。
今日は1駅先にある中学まで練習試合に出かけているはずだが。
飼猫氏、クルマ出せる?

という訳で、1駅先にある映画館の横を抜け、秋に一度試合の応援に行った中学まで行く。
駐車場にクルマを停め、体育館に向かって歩いているともう一度電話が鳴る。
「今、どこですかー?」
敷地内歩いてます。

体育館に入ると、ビニール袋に入った汚物を下げて1号がふらふら歩いてきた。吐いたらしい。
飼猫氏と一緒に、トイレに捨てに行く1号。
他に汚したものとか、ありませんか?
「いえ、最初からビニールを用意してたようで。えらかったんですよ」

…どのくらい偉かったかというと、帰ってからしばらくして聞いたところでは、気持ちが悪くなってしばらくしてから、やばいと思ってビニール袋を持って来ている友達から1枚もらったんだそうだ。
「なかったら、弁当袋に吐こうと思って弁当袋をカラにしておいたんだ」
確かに、お前の弁当袋は内側が銀張りの防水になっているが。それは嫌だったなぁ。レジ袋持ってる友達がいてよかったなぁ。

という訳で、部活の宣誓と友達にお礼を言って1号は車に乗り、飼猫氏の運転で家のすぐ近くのクリニックまで送らせる。診察券は既に渡してある。
私はといえば、1号が乗ってきた自転車に乗って家まで帰る羽目になる。
ええい!遠い!

? posted by Yumikoit at 10:56 pm

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