忘れ物三昧。

自分のご用意は自分でさせる。我が家の教育目標。なんて大層なものじゃないけど。

昨日のうちに乾いた洗濯物は渡した。体操着入れの上に体操着一式を置き、クラスごとに色の違うクラス帽、給食で使うランチクロス、制服のブラウスや制服のズボンも乾いたあとはアイロンをかけて。
上靴入れも上靴が入った状態で立てかけてあった。
一式は和室に積んでおいて
「ほら〜。自分のものは自分で片付けてっ」
と軽く流す。

1号も2号もそれぞれにやりたいことやりかけのことがあったと思うけど、コマーシャルの間隙やエンディングその他をうまく使って片付けてくる。
うむ。残っているものはないな。

しかし、今朝、さて出かけようと2号を見ると、体操着入れは持っているが上靴入れもお道具袋も持っていない。
もうバスの来る時間なのに、昨日履いた長靴をゆっくり片付けていた2号。
慌てて一旦部屋に戻り、二つを持ってきて2号に押し付けて、腕を引っ張ってバス停まで連れて行くと既にバスが来ていた。どひゃ〜。

一足先についていた1号がバスに乗り込む。あ。あんた、名札つけてないじゃん。いつも自分でつけてるのに。
2号を見ると、こちらも名札をつけていない。…あんたらねぇ。「名札付けて」って持ってこなくちゃ母はつけないのよ。

二人をどうやらこうやら送り出して、1時間もすると今日は1号の保育参観。
園につくと園庭で朝の集会をまずは参観。1号は列の後ろの方で元気に体操。
集会が終わると、順番に教室に戻っていく。1号を含む年長のクラスが順番にクラスに移動、年中も移動したあとでやっと年少の一群が見えた。
…2号よ。あんた、なんでピンクのクラス帽じゃなくて通園に使う麦藁帽子かぶってるの?
「…だってクラス帽がなかったんだもの」
─ 昨日他の洗濯物と一緒に渡したじゃんかよ〜っ!
はぁはぁ。ぜぃぜぃ。

クラス参観で1号の教室に移動する。
工作を一生懸命している1号。ところであんたはなんで、自分の上靴じゃない色の上靴を履いているの?
「…忘れちゃった」
エヘラと言いぬける1号。とすると、これは幼稚園の上靴を借りたというわけね…。おまえはぁ…(脱力)

家に帰ってから見てみる。
1号のカバンをかけるネットの下になぜか空の小さいダンボールがあり、その中になぜかすっぽりと落ちている上靴入れ。
そして2号のパジャマや制服を入れておくかごの横に、如何にも「とりあえず置きました」と鎮座しているクラス帽。

─ ああぁぁぁぁ。やっぱり「自分で自分のことをする幼稚園児」なんて夢のまたユメだぁ(++!)

? posted by Yumikoit at 08:47 pm commentComment [4] pingTrackBack [0]

この記事に対するコメント[4件]

1. まじん — June 13, 2006 @11:54:59

男の子って、男の子って…、という全国の男児を持つお母さんのつぶやきが、今日も全国を駆けめぐっていることでしょう。
>…2号よ。あんた、なんでピンクのクラス帽じゃなくて通園に使う麦藁帽子かぶってるの?
光景が目に浮かんで笑いました。我が家も決して笑えないんですけどね。
我が家には、小5の忘れ物大王がいます。だいたい小学校5年生ころになると、忘れ物も落ち着くとよく聞くんですが、我が家は全然ダメ。夢の夢です…。とりあえず、体操着や上履きなど声かけもするけど、最終チェックも怠れません。ウチの息子も、上履きを忘れても「スリッパ借りれば困らない」という感覚のようです。1号くんと2号くんも、自分だけ「違う物」でも、全然こだわらないんでしょうね。周囲を見てると、3〜4年生辺りから、どっちのほうに進むか別れていくように感じました。

Owner Comment Yumikoit Website  June 13, 2006 @20:56:12

一応ねぇ。1号は割と失敗を恐れる性格というか、「こうしなくっちゃ」が強いので、一度教えると自分で管理しようとしますね。
かえってこちらが「ちゃんとやった!?」と繰り返しいうと怒るというか。
 <だから、忘れても自己責任で、帰ってから私に報告しないので傷口を広げるともいいます。
2号の方はというと、これが全然「堪えない」性格(**!)
ときたま「おかーさんのせいで忘れたよっ!」と帰ってから言うんですが、基本的に自分だけ忘れても困らないようで…。
今日、改めて確認すると、この日はランチクロスも教室で使うタオルもハンカチも忘れたそうです。
…あんた、カバンに一帯ナニを入れていったのやら。空っぽだったんじゃないの!?

3. katerina Website — June 13, 2006 @18:07:25

ちょっと無理かナァ〜。まだまだ赤ちゃんに毛の生えたようなもの。やっとうちの1号が、母に見られたくない・触られたくない?理由からか、自分の身の回りの確認まで出来るようになりつつあります。
自分のために、母はあくまでも自分のために、チェックして持たせていました・・・。
いいかどうか、まだわかんないけどね〜(TT)

Owner Comment Yumikoit Website  June 13, 2006 @20:58:30

自分のために、母はあくまでも自分のために、

やっぱり必要なんでしょうねぇ。親のチェック。そう思いつつ、面倒で面倒で…。
一応、給食のお箸ケースとかコップや歯ブラシだけは、朝ごはんのテーブルにそろえておいて置くのを、子ども達が自分で袋に入れてカバンにしまうので、これだけは忘れないようなんですけど。

この記事に対するコメントは締め切られています

<< 2006.6 >>
SMTWTFS
    1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 1516 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  
 

読書メーター
Yumikoitの最近観たビデオ

Itofamily.com Home
T:1455 Y:9427 Total:567428 Online:02