えぞふくろうのみみ

えぞふくろうのみみ

手島 圭三郎

リブリオ出版 (2001.7)
ISBN : 489784889X
価格 : ¥1,785
★★★★★
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えぞふくろうの子育てと日常。
最初は「みみ」と言う名前のついたえぞふくろうが出てくるのかと思った。
木版画かな。味わいのある絵柄。深みのある色合いの多色刷り。
物語系の絵本と思いきや、えぞふくろうの日々の様子を淡々と描く。むしろ動物の日常の生活系、といったところか。
1号のような理系な絵本の選び方をいつもしている子にはちょうどいいのかもしれない。

耳ってどこについてるんだろう。とか考えながら読む。
耳をそばだてる。耳をすませる。
深い雪の中の子育て。
夏の日差しを避けて木陰で昼寝をする子ふくろうたち。ん〜。表情がいいなぅ。
えぞふくろうの狩り。
雪の中でギュッと目をつぶるふくろう。耐え忍ぶ表情。
こうさぎを捕まえ損ねて。腹が減ったふくろうの表情。

驚くほど豊かな表情を書き分ける木版画。<と決め付けている。
いいですなぁ。

? posted by Yumikoit at 10:29 pm pingTrackBack [0]

 

この花誰のもの?

長袖では暑そうな陽気。
昼過ぎから1号と2号を連れてぶらぶらと児童館まで歩く。
2号の
「クルマの児童館!」
というリクエストでミニカーの置いてある富樫の教育プラザに行くことにしたが、途中の小学校の桜も満開。
う〜ん。これならお花見がてら、犀川沿いにある県立児童会館に行けばよかったなぁ。

桜の木の下で、桜の花びらを拾う子ども達。
花芯までしっかりついた花の形を残したものだけでなく、まれに枝の先の花をびっしりつけた一房が落ちていたりして、子ども達大喜び。
ついでに落ちている何かの木の実。乾ききって茶色くなっている。
赤い椿のいまだ硬く丸まった蕾。コロコロ転がる。
風が強いからなぁ。
道路脇の歩道内の植え込みにびっしりと植わっているパンジー。
2号は色の違うパンジーを見つけるたびに
「こえ、なんのはな〜」
「おあな、きれーねー」
と言う。

パンジーの小さい花が、2センチくらいの茎をつけて落ちていた。
「あ!ぱんじー」
と1号がこれもゲット。
ありゃまぁ。摘んだ子がいたのかな?それとも風で飛んだ???

自分も同じものが欲しい2号。
だめだよ。植え込みのパンジーは、雑草とは違うから誰かが摘んじゃいけないの。
ふと見ると洋服にくっつく雑草。ちょいと摘んで1号の服にくっつけてやる。
「こっちは、いいの???」

う〜ん。雑草とそうでない草花の違い。
誰かの花と、そうでない花の違い。
難しいねぇ。

? posted by Yumikoit at 08:28 pm commentComment [2] pingTrackBack [0]

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